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2015年10月09日23:48

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この一年ほどの鳥の皮剥きの成果

毎年、夏と秋に十数名の博物館実習生を受け入れる。で、5日日程の中で、1日2〜3人を担当することになる。
今日は、3人の博物館実習生を担当して、鳥の仮剥製の脚にラベルを付けてもらった。この作業は意外に面倒で、一人でちまちまと処理するのはイヤ。秋に実習生に押しつけるのが恒例になってる感じ。今年もこの1年の仮剥製を実習生に押しつけた。押しつけはするけど、作業の仕方の指示以外に、こっちはこっちで側でこなす作業がある。脚にくくり付けるラベルができていなのがあったりするんだな。また、ラベルの付いた鳥を分類群ごとにまとめてテンバコに整理していくという作業もある。なんせ一年に一度しかしない作業。作業しながら、一年間の鳥の皮剥きの成果を見返している感がある。

鳥の仮剥製を作ったら、ほぼ作った日単位でテンバコに入れてある。分類群ごとにまとめていくと、一年の間にどんな鳥をよく剥いたのかがよく分かる。この1年、一番剥いたのはカラスらしく、4箱にもなった。カモ類もけっこう頑張っていて3箱ある。カイツブリ類だけで1箱できたのは意外。カラス類以外のスズメ目鳥類は、ツグミ類とその他の2箱にしかならない。テンバコに入らない大物では、カモメ類が目立ち、ついでカワウ。全体的に言えば、海で拾い物をしてくださる方々が活躍していると同時に、海の拾い物はかさばるので優先的に処理している感じ。
レアものとしては、北海道からのイスカ、ベニヒワ、ゴジュウカラが目立つ。あとは、シロハラミズナギドリに、頭はないけどウミスズメ。そして、枚方のチュウジシギといったところか。

来年は、もう少し小小鳥の処理を進めたい気がする。さらに、キンバトは1箱しかなかった。西表島鳥類調査隊の活動を、もっと頑張らねば!
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