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2015年07月07日23:42

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爬虫類が胎生になる理由

タマゴの特別展。で、関連して胎生の動物の紹介もする。哺乳類はつまらんから、多数派が卵生なのに、この種は胎生だよ!っていうのがメインになる。軟骨魚類、硬骨魚類、両棲類、爬虫類。残念ながら胎生の鳥類はいない。
日本の両棲類に胎生の種はいないらしい。日本の爬虫類にはパラパラと胎生種がいて面白い。ざっと並べると、コモチカナヘビ、ニホンマムシ、ツシママムシ、ヤエヤマヒヴァァ、そしてウミヘビ亜科のウミヘビ類(クロガシラ、マダラ、イイジマ、クロボシ、セグロ、トゲ)が胎生。

コモチカナヘビは、寒い地域に生息するから、胎生が望ましいという説明がなされることがあるらしい。寒い地域に生息するのに卵生の種もいることは、どう考えるべきなのは不思議。
けっこうすっきり説明できるのは、ウミヘビ類。ウミヘビ亜科のウミヘビ類が胎生なのに対して、エラブウミヘビ亜科のウミヘビは卵生。ウミヘビ亜科は繁殖の時も陸に上がらないのに対して、エラブウミヘビ亜科は陸に上がって産卵する。海ではタマゴを産めないから、って説明で良さそう。
マムシ2種が胎生なのは謎。ヤエヤマヒヴァは、近縁でかつては同種ともされたガラスヒヴァは卵生であることを考えると一層謎。とくに理由はありません、って可能性があったりして。
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