mixiユーザー(id:302817)

2014年12月18日23:42

52 view

昨日と今日の強風体験

この2日間は、爆弾低気圧とやらのおかげで、北日本は雪で大変なことになってるらしい。いや西日本でもあちこち雪でえらいことになってるらしい。この2日間、淡路島と四国の播磨灘岸の水鳥調査にあたっていた。幸い、雪には縁がなかったが、強い西よりの風を堪能できた。
とにかく昨日はすごかった。それに比べると今日はたいしたことなかった。午前中こそ風が強かったが、昼からは穏やかになった感じ。今日は四国側の播磨灘岸の調査だったので、浜は北向き。そして湾内になってることが多く、西風の影響の大部分は遮られていたのもあるだろう。いつもの同じ程度の波の高さで、同じような場所に鳥たちは分布していた。
というわけで、もっぱら注目は昨日の状況。

昨日は淡路島の播磨灘岸を調査した。浜は西向きで、湾にもなっていないので、西風の影響をまともに受けた感じ。そもそも車は風でハンドルをとられまくり。風速は20m/sを超えてた様子。海岸線を走る路上には、波の花が飛びまわっている。風力発電の風車はギュンギュン回ってる。3秒ほどで1回転し、1500Whrをたたき出している。どうやらこれが最高出力らしい。一方で、まったく回っていない風車も多い。風が強すぎたらストップがかかるんだろう。
海は波立ちまくりで、真っ白。沖合を通るフェリーを間の波しぶきのせいだろう、白くぼやけて幽霊船のよう。砂浜を見渡そうとすると、砂粒が飛んできて顔が痛い。

鳥の方はというと、河口や海岸線にはほとんどカモ類もカモメ類もカワウもいない。それもそのはず、いつも鳥たちが休んでいる突堤やテトラポットは、頻繁に波をかぶりまくり。あんな場所で休憩が出来るわけがない。波立つ沖合にウミアイサは浮かんでいない。
じゃあ、どこにいるかと言うと、みなさん漁港に避難している様子。いつもはろくにカモメ類があまりいない漁港にもカモメ類が避難してきているらしく、いつになく賑やか。何より、いつもは河口に浮いてるウミアイサが、漁港の中に入り込んでいる。ウミアイサがいたのは、富島漁港、浅野漁港、育波漁港、江井漁港、明神漁港、都志漁港、。それだけでなく、江井漁港にはハジロカイツブリ、浅野漁港にはアカエリカイツブリまでいた。いつもは沖に浮かんでいるのを見つけられてないんだろうなぁ。

都志川河口と五色浜には、それぞれ大きなイノシシの死体が転がっていたけど、これは強風とは関係ないよなぁ。
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する