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2014年12月07日22:59

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残骸処理のスキーム

昨日と今日で、いっぱい海岸で拾った鳥の残骸を処理した。基本は全身の骨格標本を作る方針なのだけど、皮や羽根の確保については、ケースバイケースで少しバリエーションができる。流れをみてみよう。

1.まずは多少痛んでいても、ほぼ全身の皮が保ちそうかどうか?
 →はい:なら、多少無理矢理でも仮剥製にする(汚れがひどいなら洗う)。仮剥製に残す以外の部分はホネを保存(内臓が残せそうなら液浸、残せそうにないなら骨格標本)。
 →いいえ:2へ。

2.全身の皮は保たないけど、翼や背中や尾など一部でも皮が保ちそうかどうか?
 →はい:なら、その部分の皮を剥いて乾燥の皮の開きとして保存する(基本的に皮は洗う)。ホネは全身を確保して、骨格標本として保存。
 →いいえ:3へ。

3.皮はもたないけど、一部なりとも羽根は残せそうかどうか?
 →はい:なら、羽根を抜いて洗って乾かして保存。ホネは全身を確保して、骨格標本として保存。
 →いいえ:適当に羽根と皮を剥いて、ホネを確保して、骨格標本として保存。

昨日と今日の作業でもう一つ重要なのは、「3.→はい」の場合の確保した羽根を洗ってから乾かす際の、標準的な手順が確立したこと。必要なのは、タオルとドライヤーと透明で大きなビニール袋。
今までは選択ネットとか、ダンボール箱とかに入れてドライヤーを当てて乾かしていたけど、透明な大きなビニール袋がベストらしい。風が抜ける入れ物では、羽根が動かないので、うまく乾かない。ダンボール箱は羽根が逃げまくる。中が見えて、中で羽根が踊れるビニール袋がベストっぽい。
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