穴だらけの安全保障。

日本最大の護衛艦で、現在航空母艦に改装するために、
横須賀に停泊中だった「いずも」がドローンで撮影され、
中国の動画サイトに投稿された。

木原防防衛相は、捏造されたものではないかを含め
確認を急いだが、分析結果は本物であった。

国家機密に値するほどの護衛艦を、
ドローンで撮影され、誰も気づかなかったとしたら、
日本の安全保障は穴だらけということになる。

ましてや中国の動画サイトに投稿され、
拡散したのだから、このドローンにもし爆発物が
搭載されていたとしたら、考えるだけでもゾッとする。

防衛費予算を５年間で４３兆円に倍増する岸田内閣だが、
それ以前にやるべき事があるのではないか。

国家とは領土、国民、主権の3要素からなると定義されているが、
領土には当然、領空、領海も含まれるはずだ。

空から護衛艦が丸裸にされたのでは、
国家としての立場はどうなるのだろうか。