増税メガネ

時の首相にあだ名をつけるのは、
批判を含めていろいろあるけれど、
岸田首相の増税メガネはすこし下品かなと思っていたが
さらにクソがついて増税クソメガネに進化してしまった。

２年前首相に就任したとき
「１０年間は増税しない」と表明したのだから、
増税メガネというあだ名も当然かも知れない。

こんな世間の逆風に久しぶりに“聞く力”を発揮したのか、
今度は減税をぶち上げ始めた。

一事が万事、世間の風に流されやすい不安定内閣。

しかし、インボイス問題も実質的なステルス増税策で、
異次元の少子化、防衛予算の増額の財政も
いずれは増税が避けられないだろう。

国民が増税メガネというのは、
国の骨格を示すことなく場当たり的な政策に、
ばらまき予算と増税が行ったり来たりしているからだ。

国の将来の構造をどうするか目に見える形を示して、
だから増税、だから減税というなら、
国民だった闇雲にクソメガネなどとはいわないだろう。

岸田内閣の下で国民は、羅針盤のない小舟に揺られ
船酔いしているような日常生活に強い不満があるのだ。