邦高 忠二（日本のアメリカ文学者、明治大学名誉教授）氏の，”戦争の嵐”の翻訳できるだけ，文句を言わないようにしていたが，ついに我慢できず第3弾
Winston Churchill, in a reveling passage of his memories on the functioning of his chiefs of staff ...........
の部分が，早川書房版戦争の嵐[2] p158では，
ウィスントン・チャーチルは，彼の参謀のうちのおもだった人物について，回顧録のなかでその働きをかいたとき
と訳されている。これも完全な誤訳。私であれば，
ウィスントン・チャーチルは，（統合参謀本部の）参謀総長（陸軍，海軍，空軍）たちの働き方を回顧録で暴露したが，..........，
（日本語では，陸軍は参謀総長であるが，海軍は軍令部総長，空軍？ となるので，より正確には，”参謀総長や軍令部総長”とすべきか？）
とする。米英は統合参謀本部方式なので，本部には各軍ごとの参謀総長が存在し，複数系となる。この訳者は，完全に軍関係の組織や慣習について無知としか言いようがない。chiefs of staff （参謀総長）を”参謀のうちのおもだった人物”と訳するのは，まるで高校生。
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