トラックヤードの片付け

今日は、ほぼ１日トラックヤードを片付けていた。えっ、トラックヤードは４月末には片付いてたんじゃないの？と思ったみなさん。それは本館にある通称旧トラックヤードのことだな。トラックヤードは２ヶ所あって、今日片付けたのは新館の通称新トラックヤード。新しいといってもできてから20年。たまりにたまった色んな物で、トラックの荷下ろしにも不便が出かねないくらい。そして、その責任の８割方は、一人の学芸員にある。ってことで、責任を感じて片付けを始めた。というのはウソで、別の大物を置きたいので、場所を確保するために片付け始めたのである。
新トラックヤードに貯め込んで場所をとっていたのは、実は鳥を中心とするミイラ。ホネにして標本として登録しないといけないはず。だけど、ミイラは冷凍室に入れなくてもいいし、慌てて処理しなくていいので、なんとなく貯め込んでいた。これについては、コロナで臨時休館になった頃から、トリ先生に処理をお願いしてほぼ片付いている。
という訳で、今日の作業は、
・洗濯機の周囲になぜか溜まっている白衣がいっぱいかかったハンガーを地下の某所へ。
・皮剥き時に作成した液浸標本を地下の収蔵庫へ。
・なぜか貯め込んでいるコンテナ類やブルーシートを旧トラックヤードへ。
・ミイラを貯め込んでいた大きな木箱を運び出して解体。
といった作業の結果、さらにミイラが発見されたが、それはトリ先生にお願いすべく、まとめておく。他の学芸員が起きっぱなしにしている石とかキノコとか蛸壺とかは一画にまとめる。そして全域を箒で掃いて出来上がり。
見違えるほど綺麗になった。まだミイラの箱は並んでるけど、これはいずれ消える予定。このままだとトラックヤードが広くて良いなぁ。でも、ここにゾウの全身骨格を置こうと、密かに計画してるんだな。