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2020年06月19日17:56

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特別展を案内してもらうコスト・ベネフィット

今日は、東京から知人が特別展を見に来た。わざわざ東京から見に来るほどの内容じゃ無い。と強く言ったのだけど、関西に行くついでがあるから、とのこと。まあ、ついでならいいか。で、どうして今日?と思ったら、東京の人はようやく今日から他の道府県に出かけてもよくなったかららしい。移動に関しては、とっくに日常に戻った感のある大阪人としては、意外な感じ。
で、今回の特別展ではギャラリートークが封じられているので、展示を説明する機会がない。少し欲求不満。ってこともないのだけど、わざわざ来て下さったので、展示を案内してみた。ギャラリートークでもそうだけど、展示を案内してもらうというのにはベネフィットもあるだろうけど、けっこうコストもある。
ベネフィットは、詳しい説明が聞けること。質問にすぐに答えてもらえること。コストとして最大のものは、案内者が興味の少ない展示はパスされてしまうこと。おのずと質問する内容も制限される。わざわざ案内してくれてるのに、それを遮って自分の興味のあるところに止まったり、集中する強者はあまり多くないだろう。案内者側としては、あまり突っ込まれたくない展示を、さらっと通り過ぎることもできるわけ。
という訳で、今回案内したのは鳥屋さんだったので、鳥には止まったけど、哺乳類はほとんど止まらず。担当ではない魚や昆虫や植物の大半もパス。よく考えたら、もっとあちこちじっくり見たかったかなぁ。とは、あとから思った。
一方で、大阪府の外来鳥類の状況は展示の範囲を超えて、いろいろ話をした。その点は面白かったと言ってもらえた。ただ、ハクビシンを外来生物扱いして、クサガメははっきりとはしなかった理由は、もっとちゃんと説明すれば良かった。と後から反省。
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