mixiユーザー(id:302817)

2019年10月29日21:48

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交雑個体が見つからない訳

ある在来系統が生息しているエリアに、外来系統が持ち込まれたとする。在来系統と外来系統は同種なので、交雑可能。なのに、交雑個体はほとんど見つからず、在来系統が生息していたエリアが、外来系統に置き換わっていく。なんて現象があったとして、これはどのようなプロセスを想定したら説明できるんだろう?
てなことを、考えたのは、大阪府のドジョウの系統の話を聞いてる最中。大阪府の大部分のドジョウは中国大陸からの系統だらけ。とはいえ、本当の山間部には在来系統だけが出現している。そして、大阪平野の周辺部で、市街地に比較的近いエリアでは、両方の系統が見つかってる。ただ、面白いことに交雑個体はほとんど見つかっていないらしい。本当だとしたら、とても不思議。在来系統が、優勢な外来系統に吸収合併されたのなら分かるけど。交雑できるのに、交雑せずに置き換わったとしたら、競争排除的なプロセスよりも、変化した環境が外来系統に適していたとか、繁殖干渉とかを想定した方がいいのだろうか。
ともかく、両系統が生息しているエリアでの在来系統と外来系統それぞれの出現場所が知りたいところ。
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