遊園地のプールの定番と言えば、
ウォータースライダーだが、昨今はプールに
遊具を浮かべるのが流行っているらしい。
浮かべているのは、硬質のゴム素材できており、
重量もそれなりにあって、もちろん安全への配慮もされている。
しかし、思わぬ事故というは起きるもので、
遊具に下に潜り込んで出られなくなり、9歳の女児が亡くなった。
また、遊具の上に飛び降りた児童が腰の骨を折る重傷を負った。
どちらも安全を前提につくられたにもかかわらず、
事故につながっており、潜む危険に気づかされる結果となった。
公園の遊具が経年劣化で支柱が折れるなど、
物理的な事故ではないところに、プールの遊具で起きた事故は、
安全防止が難しいのかもしれない。
その一方で集客狙いの思惑が、裏目に出てしまったとも考えられる。
遊具が憂具になって、夏休みの楽しみを、悲しみに変えてしまうことだけは、
何が何でもゆるされることではない。
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