安倍改造内閣が昨夜発表された。
新聞報道などでは、アベノミクスを加速させるか?
と、疑問符付きの報道が多かった。
3本の矢を放ってから4年目、デフレ脱却は、いまだ道半ば。
インフレターゲットもすっかり賞味期限切れだ。
なによりも、GDPの60%を占める消費がなぜ上向かないのか
それを解決しないことには、どうにもならない。
消費が上向かないのは、社会保障など長期的な国家展望が
見ないからではないのか。
いま、消費することが、将来の生活設計にマイナスになる、
と判断する国民が多ければ多いほど、消費は冷え込むばかりだろう。
安倍首相は、先の参議院選挙で、
総所得、雇用率、失業率、就職内定率などがすべて上向いていると
アベノミクスについて強い自信をのぞかせ、
内閣改造を進めたが、経済目先内閣というイメージが強く、
円相場では円高が進み株価暴落で、市場の期待はうすい。
国民は1000兆円に膨らんだ
国の借金になにも手を打たない政府に、不安を感じている。
経済の高度成長が望めない今こそ、
最大の景気対策は、将来への「目に見える安心保障」なのではないのか。
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