mixiユーザー(id:302817)

2015年09月29日12:58

600 view

ホネホネ団のNHKデビューの顛末

昨日の深夜、NHKの全国放送でなにわホネホネ団が取り上げられた。近頃、パラパラとマスコミを賑わしているクジラの死体の漂着。北九州に浮かんでいるのが見つかり持て余されているマッコウクジラの死体の話から、なにわホネホネ団の活動の話。とても好意的に、けっこう時間をかけて取り上げてくださった。
NHKがホネホネ団を取り上げてくれるかもという話は、数日前に遡る。かと思いきや、あまり遡らない。午後4時過ぎ、団長から電話があった。NHKが夜のニュースで、ホネホネ団と取り上げてくれるかもだけど、いいかなぁ? 博物館の宣伝にもなるので、マスコミが取り上げてくれるのは歓迎することになっている。よほど困った扱いでなければ断ることはない。今回は、団長の知り合いが担当してくださるというので、きっちり扱ってくれそう。ってことで、いいよぉ。2つ返事でOK。じゃあ、担当の人から電話が行くから。
ちょうど自転車でため池をめぐる調査が終わって帰る途中。担当の人から電話があった。でもうまくとれず(自転車での移動中は携帯電話が振動しても気付かないんだな)。気付いてから掛け直して、話をした。ホネホネ団はどんな団体か、どのくらい標本を作ったか、標本を集める意義は、団員が活動に参加する動機付けは、苦労話は。といった事を訊ねられる。残念ながら、直接の担当のお姉さんではなく、ディレクターのおじさんが相手。ホネホネ団の活動にコメントをくれる学識経験者を紹介しろと言われるので、東大の博物館のホネ屋さんとか、科博のクジラ屋さんの名前をあげた。また確認事項があれば電話しますといって、電話は切れた。確認の電話はなかった。
何時から放送かあまりちゃんと聞いてなかったのだけど、団長からNHKをつけろとのツイートが流れたので、つけてみた。驚いた。本当に流れた。こちらにクレームが殺到するような内容じゃないかドキドキしながら見てたのだけど、とりあえず問題なさそうだった。ってゆうか、かなり正確だったし、とても好意的で、クレームがきそうな発言もなかった。一安心。
間違った発言としては、ザトウクジラの回収に使ったトラックとレッカー車は借り物で、博物館の所有じゃないこと(電話で言ったけどなぁ)。あと、貴重な動物の死体があれば、なにわホネホネ団へ!というアナウンスをしてくれたが、それ自体は好意だと思うが、基本的には各地域の死体があったら、それぞれ地域の自然史系博物館に連絡してもらうのが筋。地域の動物標本は、各地域で蓄積されるのが一番なので。なにわホネホネ団は、日本全国の標本を強引に一手に引き受けるというつもりはないので。この点については、フォローを考えた方がいいかも。

放送中から、ツイートにホネホネ団があふれかえった。質問系のツイートで、答えておくべきと思ったツイートや、フォローが必要と思ったツイートには、レスをつけてみた。
その後、関連ツイート全体をチェックしてみた。視聴者のリアクションはおおむめ好評。少なくとも完全否定の反応は見あたらない。
とりあえずホネホネ団という名前への反応が多い。とくに出だしはそんな感じ。名前のインパクトは大きいんだなぁ。大部分の人には、なにわホネホネ団という名前は好評の様子。一部、もっといい名前はないのかとか、レインボーマンみたいというコメントも。
ついでクジラの死体の標本化についてのコメントが多い。大変そうとか、臭そうとか。それでも取り組んでいることには、基本好意的。ただ、そのまま埋めてあげて欲しいというコメントも少しあった。
ホネホネ団の活動自体へのコメントもそれなりにあった。これまた好意的。というか、入団希望っぽい発言がチラホラ。

というわけで、とりあえず無事にNHKデビューは終わったかな。
3 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する