mixiユーザー(id:302817)

2015年01月07日22:21

149 view

展示のチェック

毎年、6月4日に虫の日と称して、学芸員総出で(建前)展示室と収蔵庫のチェックを行う。主な目的は、暑くて虫の発生が多くなる夏前に、虫の発生状況をチェックして、早めに対処することにある。まあ、虫のチェックだけなら、夏だけでいいのだけど。少なくとも展示室は、ほこりがたまってないか、壊れてないか、などなどのチェックは年に1回じゃあいかがなものか。ってことになって、年始にも学芸員総出で(建前)、展示室をチェックすることになった。というわけで、今日の午前に学芸員10人で展示室を回った。
普段、展示をじっくり見る機会もないので、改めて展示を見て回ると、いまだに発見があるから面白い。そして、展示の不備や壊れてるところ、ほこりが溜まってないかなどをチェックして歩くので、けっこう新鮮。

展示室の各コーナーには、担当学芸員が決まっている。他人の担当コーナーに不備があったら、やーいやーい、てなもんだけど(いや、もちろんそんなことはないよ)。自分の担当コーナーに問題が見つかると、対応しなくてはいけないので面倒くさい(いやだから、そんなことはないってば)。という微妙な駆け引きの元に見て回る。微妙な緊張感が楽しい。
で、自分が対応しないといけない所を忘れないように記しておこう。

・鳥類と両生類の学名の訂正:そういえば日本鳥類目録が改訂されたのに、対応してなかった。そして両生類の分類は、科レベルから大幅に変更があった…。
・大阪府産の哺乳類リストの追加:そうそう2001年以降に大阪府で記録されたアライグマ、ヒナコウモリ、ミズラモグラを付け加えるの忘れてた。
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する