今回はまだ未乗の福塩線をまわることとする。
特にローカル区間は輸送密度は200人未満で、三江線亡き今、次に危ない路線と言っても過言ではない。
まず昼前のフライトで広島空港へ。
空港からリムジンバスで福山駅へ。
広島空港は東広島市に移転して、広島市へのアクセスは不便になったが、反面広島県東部の福山市や三原市などへのアクセスは便利になったようだ。
まずは福山城周辺を散策。
しばらく福山城は補修していたようで、明日から公開再開。
今日は前日イベントが行われていた。
天守閣まではまだ近づけなかったが、遠くから見ても、補修されて美しく輝いていた。
17時にレンタカーを借りて、今日の宿の府中市に向かう。
府中市中心部までは片側2車線の道路は交通量も多く福山都市圏という雰囲気だが、市街地を超えると一気に山中の道路になり、まるで雰囲気が変わってくる。
まだ日は高いので、まずは1駅目、河佐駅へ。
河佐駅は駅舎のある無人駅。
対面式ホームの交換駅である。
駅前は商店とJAがあり、中規模集落が広がっている。
小学校らしき校舎があったが、閉校しているようだ。
この駅の利用者は1日約20人。
JR発足時の10分の1とすさまじい激減ぶりである。
この駅が歩いて数分のところに河佐峡がある。
駅前には無人のレンタサイクルがあったが、利用者はいるのだろうか。
なにせ1日5本、日中の列車がないという閑散路線なのでこの駅を利用して観光するのはかなり厳しそうだ。
18時16分、府中行単行デイーゼルカーが到着。
乗降客はなし。
車内の10人ほどの乗客は「18きっぱー」のようだ。
まだ夕焼けなので河佐峡まで行ってみる。
キャンプに来ている家族連れで結構にぎわっていた。
まだダム方面に向かうと廃線跡らしき線路跡もあった。
これはダム建設により現在の新線に付け替えられる前の旧線跡である。
ダムも寄ってみようと思ったが、開館時間が16時までで近くにはいけなかった。
時間制限のあるダムは初めてだ。
今日は府中の和風の宿に泊。
この宿には連泊の予定である。
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