「18きっぷ」を使って電車で、間もなくダムに沈む川原湯温泉駅へ
まず、大宮を朝8時前に出発、群馬県の高崎へ。
ちょうど今日は高崎から、駅弁「峠の釜めし」で有名な横川までSLが走っていた。
高崎駅で聞いたら、キャンセルが出たのかチケットをゲット。
SLもさることながら、客車が大正から戦前に作られたレトロな客車。
まるで「銀河鉄道999」である。
戦前に作られた客車
こちらは大正時代に作られた客車。
床は板張り
終点の横川駅では、地元の女子高生が富岡製糸場の作業服を着てお出迎え。
SLに乗った後、高崎に戻り吾妻線乗り入れの電車に乗って川原湯温泉へ。
このあたりはハツ場(やんば)ダムに伴い、ダムの底に沈むところである。
予定では2015年にダム完成の予定だったが、途中で民主党に政権交代したときに、一時中止、でも結局再開と混乱したため、5年遅れて2020年に完成予定。
川原湯温泉駅は旧国鉄型の駅舎が残っていた。
この駅舎もダムに沈む予定。
あと1カ月余りの2014年9月にはこの駅舎も営業を終了し、10月からは新駅に切り替えされる。
業務委託だろうが、有人駅。
しかし2014年の利用者はわずか約30人ほど、群馬県の有人駅では一番少ない。
日本一短い鉄道トンネル「樽沢トンネル」。全長わずか7.2m。
ダム建設に伴い、線路が別ルートに付け替えられるため、こちらも廃止の予定。
5年ぶりに川原湯温泉に来てみたら、建物が軒並み無くなっていた。
ほとんどの旅館は営業終了しているので、実は「廃墟」の温泉街を期待してたが、ダムに沈むとはいえ、ちゃんと建物は壊すようだ。
共同浴場「王湯」も6月末で終了していた。
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