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2020年07月02日20:23

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レッドリストの改訂の生き証人

某市は(意外に)まじめで、ほぼ10年ごとにレッドリストを改訂する気らしい。そんな会議に出席した。最初につくったのが20年ほど前で、これが2回目の改訂。見渡すと、初回からずっと関与しているのは、他に1人だけかもしれない。昔のやり方は、今思えば変だったりする。役所側も入れ替わってて、委託されてる業者も変わってる。前はこんなやり方してた、って文化を継承するのも役割かも。でも、10年も前のことは、けっこう忘れてて、あまり役に立たない。
全体で方針を決めた後は、植物、昆虫、その他動物に分かれて、個別のリストの検討。年の功というか、経験者は語るというか、その他動物部分の座長を押しつけられる。他の分科会は、それぞれ膨大なリストとはいえ、検討するリストはほぼ1つ。その他動物だけ、分類群ごとに、哺乳類、鳥類、両生類、爬虫類、魚類、貝類、甲殻類、海岸生物などといっぱい分かれてて、それぞれの専門家がいて。個々の専門家の意見を拝聴しつつ、全体のバランスをとるといった雰囲気。だからに違いない。植物と昆虫は一通り終わったのに、うちだけ終わらず居残り。まあ植物と昆虫はそもそもリストが多すぎて一つずつみんなで検討してたら終わらないので、持ち帰ったようだけど。こちとらは、一つずつチェックできてしまうんだな。そして、座長さんはどの分野も、一通り大筋で判るので、つっこめたりするので、つっこんでしまって時間がかかるんだな。
また10年後も改訂があるのかな? 幸い今回の委員の年齢は全体的に若いので、次回はほぼ同じメンバーで改訂できそう。きっとスムーズだろうし、生き証人の証言はあまりいらないだろう。
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