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2020年06月22日18:18

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久しぶりの櫛田川河口

友の会合宿の下見の下見と称して、今日は三重県松阪市の櫛田川河口へ。本当の目的は、単に久しぶりに櫛田川河口右岸の干潟の生き物を観察したかっただけ。そんな理由でのお出かけなので、出張ではなく休みで行く。なので、面倒な手続きなしに車でGO!
目的地についたら、見張りをしてる漁協のおじさんがいた。潮干狩り禁止なんだそうな。で、勝手に入る人に目を光らしているらしい。確かに見ている眼の前でも、潮干狩りにきた車を追い返していた。せっかく来たのに、入れないのか? と思ったら、潮間帯の生物の調査・観察ということならOK。と、入らせてくれた。ついでにおかんが話を聞いてきた。アサリとか食用貝類が減ったので、潮干狩りを禁止して休ませてるらしい。納得がいく。
干潟に入ってみると確かに昔と比べると貝類が減ったと思う。アマモ場が増えて、カキ礁が増えて、泥地が減った。そのせいなんだろうか?
かつては死ぬほど転がっていたシオフキがろくにいないし、一時期いっぱい拾えたサキグロタマツメタもあまり見当たらない。まあいっぱいいたら食用に持って帰りたくなったろうから、いなくて幸い。楽しかったマテガイ採りも今は幻。ただ、かつてマテガイ採りをしていた辺りの一画でだけ、ハマグリとバカガイのでかいのがけっこう採れた。とても美味しそうだったのだけど、潮干狩りではない、と言って入った手前、持ち帰るのは断念。美味しかったろうなぁ。
塩湿地周辺では、例によってオカミミガイ探し。一番乗りを逃したのは少し悔しいけど、いっぱい居る場所を見つけられた。ハマボウもあるし、合宿はやったら楽しいんじゃないかと思う。
担当分野での成果は、アライグマの頭骨を拾った程度。鳥はあまりおらず、シロチドリがいた程度。どこかで繁殖したのかもしれないが、卵もヒナも見つけられなかった。
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