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2020年05月17日11:28

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新型コロナウイルス存在下での特別展のオープンの準備

外来生物展は、当初3月1日〜5月31日の会期だったのだけど、新型コロナウイルス感染症のせいで、会期中には一度もオープンできないことが確定。ところが、某学会大会とか、夏休みに予定していた誘致展が中止になってたので、5月半ばに博物館の展示自粛が解除されたのを受けて、当初予定の会期を変更して、外来生物展を開催することになった。これは、2月時点で、すでに萌蔵が予想していたパターンである。萌蔵の先見の明には脱帽するしかない。
で、新しい会期は6月9日〜8月31日に決定した。また途中で臨時閉館になるんじゃないの?とか。そもそもゴールデンウィーク明けて2週間もしたら、また新型コロナウイルス感染症が再燃して、そもそも新たな会期でのオープンも無くなるんじゃないの?といった気もしないでもないが。いや、むしろ強くするが、オープンに向けての準備をしなくてはならない。

単に会期を変更しました〜、とネットででも宣言して、しれっと開けるだけかと思ったら、それでは済まないらしい。ちょっと面倒な会期変更+新型コロナウイルス感染症対策付きをまとめておこう。
まずは、会期変更のアナウンス。インターネット関連のアナウンスはすでに終了。プレス発表はこれから準備。ポスターやチラシの印刷は、もういいかぁ。となった。これは途中でまた閉まるかもと思っているからでもある。チラシには行事案内とかも載っていて、デザインのやり直しも付いてくる。ポスターは古いのが余ってるから、会期だけ修正したのを、配布しようということになった。ただし、大阪府外からの来場はご遠慮くださいと言わないといけないので、配布は大阪府内だけ。会期を書いてあるのぼりは作り直し、周辺の看板系も少なくとも会期を貼り替え。
展示内容は変更無し。かと思いきや、借りた標本を、そのまま貸してもらえるかの確認が必要。大物が1つ、返せと言われるんじゃ無いかという見込み。あとは大丈夫かなぁ。そうそう顔ハメは撤去かなぁ。代わり、でもないけど、アフリカツメガエルが到着しそう。
関連して、名義後援の某教育委員会に、会期を変更しても後援してくれるかの確認or手続きがいる。
行事関連は、そもそも博物館全体として、7月末まですべての行事を中止にしたので、7月末までは中止。8月をどうするかは未定とするしかない。状況見ながら、おいおい判断かなぁ。と判断。ただしギャラリートークは、すでに収録してYoutubeにアップしてあるので、そっちへ誘導。ネット配信の講演会を考えるかなぁ。
チケットやパスポートには、会期が書いてあるけど、古い会期でも使える。ってアナウンスすることに。招待状も同様。ただ、招待状を送った相手で、大阪府外のみなさんにどう対応すべきかは悩ましい。この特別展で特にお世話になって方とか、一緒に調査したメンバーで、大阪府外の方がなぁ。
入口には、透明ビニール的なのを設置して、体温・名前・連絡先を記入してもらう。鉛筆は消毒済みを準備。非接触型の体温計を準備。マスクしてない方には、簡易マスクを提供(というか作ってもらう)。会場内では、1m以上間隔を開けて、会話を控えめで、とお願い。などなど。

一番残念なのは、少なくとも当面の間は、大阪府以外からの来場はご遠慮ください。とアナウンスせざるを得ないらしいこと。そもそも大阪市立といいつつ、うちのターゲットは控えめにいっても近畿全体。とくに奈良県北部、兵庫県南東部、京都府南部からの利用者が多い。それを来ないで、っていうのは…。
そもそも外来生物展の想定来場者は、日本全国。実際に関東からも見に行こうと思ってたという声も聞く。それも来てもらえないし。オープンしないよりはましだろうけど、外来生物展の意味が、大きく減じてしまうのは間違いない。
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