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2018年06月29日14:14

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読書サークル 第98回会合覚え書き

隔月で、課題本の紹介文を持ち寄って、本についてあれこれ言い合うサークル。今日の会合で出た本についての意見を記録。

今日の課題本は9冊。2冊繰り越しになったので、7冊についてあれこれ話し合った。
ちなみに各人は紹介文を書いてきていてて、4つを最大として★を付けている。

●「絶滅危惧の地味な虫たち」
(紹介文6つ、平均★数は3.5)
 裏山の奇人が、マイナーな昆虫を次々と紹介していくのは評判がよかった。ただ、奇人度が足らないというマニアの意見もあった。

●「小さな小さな虫図鑑」
(紹介文3つ、平均★数は3.3)
 家の中の虫図鑑としての評価する声が目立った。タバコシバンムシを見て、これ我が家にいるやつだ!と妙に盛り上がってる人も。

●「クニマスは生きていた」
(紹介文3つ、平均★数は2.7)
 田沢湖でのクニマス漁からその絶滅という、人とクニマスの歴史をたどった内容は、それなりに評価されていた。ただ、田沢湖の人にこだわるあまりに、研究者など再発見に関係した人達がまるで出てこないことに違和感が表明されていた。

●「ミツバチの世界へ旅する」
(紹介文4つ、平均★数は2.5)
 学生時代から現在の研究者までの半生記を、順に紹介していく。というパターンは評判が悪い。自分の研究データの説明が細か過ぎて、多くの人は眠気をもよおした人も複数。ミツバチのダンスを紹介し、出巣時積載蜜量を調べた最後の2章は評判がよかった。最後の7章と8章を中心に、もっと短く仕立てればよかったかも。

●「海中を飛ぶ鳥」
(紹介文2つ、平均★数は2.5)
 肝心の海中を飛ぶウミスズメ類とペンギンが出てくるのは半ば以降。海中を飛ぶ話は、全40ページ中、6ページに過ぎない。と、タイトルに偽りがあるとの指摘が。

●「まちでくらすとり すずめ」
(紹介文3つ、平均★数は3.0)
 スズメの子育ての様子はよくわかると評判は悪くなかった。が、スズメの正面顔がおかしいとか、公園の風景のページでスズメガ大きすぎる、といった絵についてのクレーム(?)があった。

●「学校のプールのヤゴのなぞ」
(紹介文4つ、平均★数は3.3)
 写真は綺麗だし、学校のプールが大切なヤゴの生活場所になってるというテーマは評価されていた。が、構成がごちゃごちゃしていて、それ以上のことがよく分からなかった。という意見が大勢。プール以外にビオトープとか池とか河川が混じってくるし、学校のプールの季節変化を調べているようなのだけど、結果がどうなったのかよく分からない。とのこと。
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