泳ぐ目

嘘をついていると目が泳ぐ。
嘘をついていると速く喋る。

昨日の加計学園理事長の記者会見は、
目が泳ぐ、速く喋るに終始した。

愛媛県に嘘の情報を伝えたとされる件については、
事務局長が計画を前に進めようとするあまり行ったこととして
事務局長には、減給10％カット6ヶ月。
理事長本人は、同じく１０％カット12ヶ月の処分を下した。

この嘘の情報で、愛媛県と今治市から合計で100億円の補助金を
引き出したのだから、税金を搾取したに等しいことになる。
しかも、記者会見は唐突であり、まるで大阪の地震のどさくさに
紛れて開かれたようであった。

緊急だったので、取材も立ったまま、
理事長は、安倍首相と会ったかどうかについては、
3年前のことで記憶にないと、答えるにとどめた。
会ったかどうかはもちろん重要なことだが、
嘘をついて補助金を引き出したことの方が、罪は重い。

人を育てる学校が嘘をついてしまっては、
世の中お終いでしょう。

さらに、地方記者の質問はどうみても準備不足であった。
計算ずくの記者会見で、これで、幕引きとなっら、
ふざけるなという話になる。。

地方記者を相手にした下手な記者会見は、
傷口を広げることになるだろう。
日大問題から加計学園は危機管理について
何も学んでいないようだ。

♪嘘は罪。
有名なジャズナンバーが頭に浮かぶ毎日だ。