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2014年12月27日00:22

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瀬戸内海の自然と人との関わりの展示

と言えば、何がマストアイテムかなって相談をした。

やっぱり魚や海岸生物が主力。いろいろな魚や貝やカニなどなどは当然欲しい。人との関わりでは、さまざまな網を使った漁業、蛸壺漁は必要。海苔、牡蠣、ハマチ・ブリの養殖も重要。そして、干潟での貝採りも注目したいポイント。
と、同時に気を付けないといけないのは、漁獲対象以外の海の生きものをきちんと出すことかなと思った。とくに魚が心配。また海岸に重点を置くのはいいけど、海の中の展示も考える必要がありそう。

植物は、海浜物、塩湿地、磯物が並べば一通りな感じ。あとは島や海岸部の植生の展示はほしい。とくに気になるのはタブなどの照葉樹林の分布。
昆虫は、担当者の好みが強くでそう。砂浜のハンミョウやウスバカゲロウが主力かと。

で、陸上脊椎動物。島の両生爬虫類相、哺乳類相、繁殖鳥類相は出したいけど、それ以外は意外と多くない。
爬虫類は、ウミガメだけ。これはちょっと勉強がいるけど、東は大阪湾と播磨灘、西は別府湾辺りにしか産卵場所はないんじゃないかなぁ。既存情報をまとめれば良さそう。
哺乳類は、スナメリがメイン。西高東低な密度分布を出せればいいかと。これまた既存情報か聞き取りで間に合いそう。あとは、ストランディング関係。例のシャチ騒動とか。
鳥は、とりあえず個人的に興味があるカモメ類の分布は展示したい。あとオオミズナギドリやカンムリウミスズメの繁殖地の話に、ハシボソミズナギドリの入り具合。干潟のシギチドリ類は、あまりメジャーな渡来地は多くなく、干潟の展示に混ぜる程度かな。その他、海に浮いてる鳥はいるけど、まあ彩り程度。悩ましいのは、シロチドリやコアジサシの繁殖地。これはまずは文献探しからかと。

瀬戸内海の自然の展示だけなら、ここまででいいけど、人との関わりを出さないといけないなら、避けられないのはアビ漁。以前、淡路島の漁師さんの話を聞いた限りでは、どうも淡路島のアビ漁と、天然記念物にもなってる広島県のアビ漁は少し違うと言ってたような、だとしたら面白いけど、面倒。けっこう真面目に調べなくては。すでに本とかにまとまってたら便利なのに。
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