NHK「復活!桑田佳祐ドキュメント」を見る。去年の七月に癌が発見されアルバム製作を一時中断、半年後についに完成させるまでを追ったドキュメンタリー。番組の構成としては、まあ、よくあるパターンだった。つまり、桑田へのインタビューを中心に、癌と
「あさみちゆき」という歌手をご存知でしょうか? ぼくは今朝まで知りませんでした。ちなみに苗字が「あさみ」で名前が「ちゆき」です。決して「あさみち」「ゆき」ではありません。 ぼくは目覚まし時計の音をラジオにセットしているのだが、今朝はこの人が
前回までのあらすじ― ちょっとだけ交流のある三遊亭円丈師匠の独演会が二月二十日(おととい)、入間で開催されることに。ぼくは手紙でリクエストした。「どうか新作をやってください」と。果たして師匠は応えてくれただろうか? 応えてくれました。しかも
モジョでときどきお会いする素敵なO夫妻の暖かさが胸に焼きついていたせいかもしれない。奥田英朗の短編小説『妻とマラソン』に涙腺がゆるんだ。小説を読んでそんなふうになるのは重松清の『ハンカチ』以来、五年ぶりぐらいだ。 主人公は四十六歳の流行作
今発売中の週刊ダイヤモンドの特集が「納得の葬儀・墓」。 迷うことなく購入。“そのとき”にあわてたくないので、雑誌でこの話題の特集が組まれると無条件で買っているのだが、この業界、かなり急激に変貌しつつある。お布施や戒名の仕組みや葬儀のやり方
高校二年のとき、授業の一環で落語を観賞した。三遊亭円楽(昨年亡くなった先代)師匠の落語に腹がよじれるほど笑った。落語はテレビで少しは知っていたが、実際に観たライブ感は鮮やかで、こんな世界があるのかと驚いた。 そのとき誓った。「いつか寄席通
先週、モジョの「気変わり定食」が鶏肉カシューナッツ炒めだった日がある。店のサイトの「台所だより」で見た瞬間、食べられなかった悔しさに打ちひしがれ、「敗北」の二文字が胸に去来した。 ぼくはモジョで麻婆茄子を二回、ホイコーローを一回食べている
二月十三日。 昼間。 福祉施設の大浴場にゆっくり浸かったあと、両親と三人でスーパー「アルプス」のフードコートで焼きたてのパンを食べ、仏子の図書館映画上映会に向かう。『夏の嵐』。ルキノ・ヴィスコンティ監督作品。まだ観ていない作品なので嬉しい
モジョのスタッフに日大芸術学部の女子大生がいて、「江古田のガールズ」という人気劇団があると教わった。さっそく劇団のサイトを見る。過去の舞台の一場面が動画でいくつかアップされている。それを見て「これはイケる」と直感。十五年ぐらい前は落語や演
朝、メールチェックをすると、江東区の東陽図書館から予約の本と雑誌とCDが届いたとのメールがきていた。 ちょうど返す雑誌があったし、ラッキーなことに東陽町に行く仕事もあった。仕事だと昼休みのように一時間で戻ってこなければならないという縛りが
今年最初の飲み会は川崎で開催された。といっても学生時代からお世話になっているI先生と二人で飲んだだけだが。 先生は鎌倉のほうに住んでいるので川崎あたりが二人の中間地点なのだ。卒業してから二十年以上経つのに今だに年に四回ぐらい飲んでいる。
二カ月に一度、ぼくによる父の体重測定がある。ぼくが設定した体重をクリアしていたらうなぎを食べに連れて行くということになっている。測るヘルスメーターも決めてある。土日に両親と行く高齢者福祉施設内にある大浴場のヘルスメーターだ。 このあいだの
散歩が好きである。たぶん前世は犬だ。 秋葉原から神田を通って日本橋まで歩いたり、根津から根津神社で参拝して護国寺まで歩いたり、新橋から芝公園を抜けて六本木まで歩いたり。 なので仕事で外出するとき、散歩できるように画策する。それはもう、条件
一月三十日。 昼間。 前日に続いてのトトロサイクリング。ちょっと張り切りすぎて膝がガクガクになる。早稲田大学の学食で休憩しようとしたらまだ営業していない。仕方なくフラフラになりながら家に帰ると両親に「大丈夫か?」と心配される。 もちろん大