ある占いによると、ぼくの今年の運勢は悪いらしい。今までそういうものを気にすることなく生きてきたので、そのことを知らなかった。 ぼくの実感としては、文句のつけようのない、素晴らしい一年だった。一つひとつを挙げるときりがないので、強引に二本の
遠くに行くだけが旅ではない。東京は世界でも有数のリゾートだ。 職場から近いが仕事抜きのクリスマス旅行は素晴らしかった。 新橋に宿を取り、ディナーは帝国ホテルのバイキング。 日本では“ビュッフェ”(“ブッフェ”と表記することも多い)
今年の年賀ハガキ受け付けは12月15日から。 毎年、完璧に準備し、その日を待ってポストに投函していた。それが15年ぐらい続いていた。 しかし今年はまだ半分ぐらいしか書けていない。 手書きなので元々時間がかかるのだが、今年は例年よりも多忙な
・『ミレニアム ドラゴンタトゥーの女』の単行本下巻の206ページ後ろから4行目の「昨夜」は文庫化されたとき「今朝」に変更された。・角田光代さんの『紙の月』、256ページ10行目の「駅まで」は、増刷された今は「家まで」に直っている。・奥田英朗
毎朝行っていたコーヒーショップが全面改装のため一カ月休業していたが、ついにリニューアル・オープンした。 休業しているあいだ、スタバやプロントやDEAN&DELUCAをその日の気分で渡り歩いていた。むろん、リニューアルするまでの「つなぎ」と考えていた
カローラなどという、車が趣味の人には何の魅力もない究極的な完成形の車でもリコールの対象になるようだ。 ぼくのはカローラ・ランクスという、今のオーリスの前世代の車なのだが、先月、リコールの手紙が来た。 ハンドルの付け根にある部品の強度不足ら
『ブータン、これでいいのだ』は、ブータンの首相フェロー第1号となった御手洗瑞子さんの体験記。 ブータン人の気質や文化がリアルに、分りやすく、そして面白く書かれているのだが、ところどころで「ぼくの前世はブータン人かも」と感じてしまった。 たと
人の披露宴に出席するのは何年ぶりかと真剣に考えてしまうほどの久しぶりの披露宴。 といっても結婚式場やホテルではなく、囲炉裏のある大きな家での、親しい友人知人だけの小さな会。ちゃんと数えたわけではないが、たぶん15人ぐらいだった。 新郎は
今日から師走。12月であり、偶数月でもある。 偶数月といえば、ぼくによる父の体重測定。ぼくの課題をクリアすればウナギ屋に連れて行くという約束である。今回の課題は「69キロ以下」。 福祉施設に行く前、父はそれをクリアできる自信はまったくない
常に十冊以上の本を図書館に予約している。 すぐに届く場合もあれば十人待ちのときもある。 貸し出しは二週間なので、十人待ちの場合、最大で二十週間、つまり五カ月も待たなければならない計算である。ベストセラーの場合、百人待ちなんていうことも珍し
モジョ仲間のA氏が草野球をやっている。 ただやっているだけでなく、西武ドームでの公式戦に出場するレベル。たいしたものだ。なので、野球が弱点のぼくは応援にかけつけることにした。 昨年の今頃はぼくは所沢シティマラソンに出場した。スタートと
ここ二週間ばかり、朝活する場所が会社が入っているビルのスタバになっている。毎朝行っている近くのコーヒーショップ(プロフィールの写真に使っている店)が12月8日まで全面改装のため休業しているためだ。 スタバに通うようになって分ったのだが、ス
甥が新体操をやっている。 ただやっているだけでなく、全国大会に出場するレベル。たいしたものだ。以前、ファミレスの駐車場で「何かやって見せて」と頼んだら、二歩の助走で宙返りをやってのけた。 秋に大会があり、親と三人で応援に行っている。今年で
日帰りで富士山を見に河口湖へ行った。 入間インターから真っすぐ向かったわけではないが、仮にそうしていたら一時間で河口湖インターに着く。その近さに驚く。今までも薄々「河口湖なんて日帰りコースだよな」とは思っていたが、入間生活四年でやっと
朝、いつも通りに家を出て、駅のホームに立ち、バッグをさぐる。 ない。本がない。 家に忘れてきたようだ。 血の気が引いた。 読書が生活の重要な一部になっているぼくにとって、これがどれほど大きな痛恨事がご理解いただけるだろうか。しかもこういう
半年に一度ぐらいの割り合いで、異様に購買意欲がかき立てられる時期がある。せきを切ったようにポンポンといろいろなものを買ってしまう波が来るのだ。いつもだったら真剣に悩んだ末にあきらめるようなものに躊躇なくお金を出してしまう。たぶん、
昨年に続き、日大藝術学部の学園祭に行ってきた。先週の杉農祭に続き、二週続けての学園祭である。 昨年同様、前日にモジョのスタッフで現役日藝生のYちゃんからパンフをいただき、オススメイベントなどを伺って予習していたので、迷うことなく効率
ゆえあって杉戸農業高校の学園祭「杉農祭」に行った。 校内をヤギや牛や馬を生徒が引き連れているあたりは学校の特色が出ていて面白い。抱っこされている鶏までいた。それは毛布にくるんで抱っこされているミニチュア・ダックスフントと同じ扱いで、まるで
かれこれ七年ぐらい、毎朝ペン字練習をしている。8月27日の日記には、目的は「礼状をきれいな文字で書くこと」と書いた。 たしかにそれは嘘ではない。年に二十枚ぐらいの礼状を書くので、受け手に少しでも喜んでもらいたいと思っている。 しかし実
3年4カ月ぶりの昇太落語。春風亭小朝さんとの二人会だった。 4カ月前の朝10時、前売りチケット発売と同時にセブンイレブンのチケット機で買ったのに前から10列目しか買えなかっただけあって、場内は超満員。平均年齢は還暦ぐらいかな。 演
「この人にはいつも勉強させていただいているなあ」 と感謝している作家が何人かいるが、そのうちの一人が亡くなった。ぼくが知る限りの、最上級の教養人であり、文化人だった。 代表作として『女ざかり』を挙げているメディアが多かったようだが、ぼくは小
今日、帰りに文京区図書館に寄ってすること― 村上春樹・川本三郎共著『映画をめぐる冒険』、『るるぶ日光・那須』の返却、王貞治等著『動じない』、ポール・マッカートニーのCD『ラン・デヴィル・ラン』、三遊亭白鳥のCD『隣の町は戦場だった/台所の
奥日光の紅葉が見ごろを迎えていることを三日ほど前にネットで知り、天気予報も好天を示していたので行ってみた。 渋滞は嫌いなので朝7時には竜頭の滝の駐車場に着くように行った。予想通り、車は次から次へとやってきたので、まずはスタートダッ
先日ここの日記に『夢売るふたり』のことを書いたら、複数の知り合い(全部モジョ関係者)から西川美和監督の他の作品は良いことと、どちらも音楽はモアリズムが担当していると聞いた。 なので観てみた。『ディアドクター』と『ゆれる』。 確かにどちらも
偶数月はぼくによる父の体重測定がある。 今回は68.5キロ以下。クリアなら川越の鰻屋『うな吉』に連れて行く約束。 二年前にこのルールを作ってからというもの、父は不敗伝説を継続中である。だから今日、三人でユナイテッドシネマ入間で『アウトレイ
先週、渋谷のラブホテル街のど真ん中にある映画館に行ったときにもらってきたチラシの一枚が「東京ごはん映画祭」の広告だった。『かもめ食堂』など、食べものを扱った映画を15本上映する映画祭らしいのだが、気になった映画が4本ばかりあった。 順番
一年ほど前、マスターからタブラという打楽器の存在とその奏者の日本の第一人者がユザーン氏であることを教わり、是非モジョで堪能したいものだと願っていた。それが実現した。 一曲目が始まったのが夜9時。その曲が終わったのが9時50分。 50分間ぶ
「この人の監督作品なら無条件に観たい」と惚れ込んでいる監督が何人かいる。イランの巨匠、アッバス・キアロスタミ監督はその一人。 十年以上前にテレビで『オリーブの林をぬけて』に出会って以来、『友だちのうちはどこ?』『そして人生はつづく』『桜桃の
その1。 昨日のこと。 モジョのエリコさんのブログに「マンゴーココナッツプリンをご用意しております」と書かれていたので、「本日、マンゴーココナッツプリンをキープでお願いします」とメールした。気替り定食にしても、大好きなメニューが登場し