映画に目覚めた中学二年からずっと、手帳に観た映画を記録してきた。だから自分が一年間に観た映画の本数も調べられる。今は手元に過去の手帳はないが、自己記録はたしか一九九四年の百四十数本だった。週に三本弱観た計算になるわけで、こんなにたくさん観

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　今回の作文のテーマは「大笑いした話」。なかなか手ごわいテーマだが、過去二十年に及ぶネタ帳からふさわしいネタを選んで書いた。　出席者は女性四人、男性六人。エッセイあり、学術論文風の作品あり、推理小説ありと、今回もバラエティに富んでいた（ぼく

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　第三弾となった「村上RADIO」のテーマは「村上式クリスマス・ソング」。　過去二回の放送でも、「ああ、この曲が入っているCDがほしいな」　と思える音楽がいくつかあった。　しかし今回は、放送でかかった曲をそのままCDにしてほしい思うほどよかった。　

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　三谷作品に関して言えば、昨年の『子供の事情』はネット抽選、前売り、当日券、すべてに敗れたが、今年三月の『江戸は燃えているか』に続いてこの舞台も当選できた。イープラスの抽選にハズれ、チケットぴあの一次抽選と二次抽選にハズれ、残るはローソン・

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　隔週土曜日に青山で開催される清水義範さんの文章教室に行ってきた。今はその帰り。　今回の課題は「くやしい話」。生徒たちが前もって送っておいた作文を先生が読み上げてコメントする。　ぼくは文章教室というのは、もちろん先生のコメントが一番大事だが

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　かれこれ十年以上、小説現代で毎月開催されているショートショート・コンテストに応募してきた。多い年は十作、少ない年でも四作。予選通過して名前だけ載ったこともあれば当選して作品が掲載されたこともある。　今年も八作ばかり応募した。応募すれば当然

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　変に怖い夢を見た。　ビジネス街の昼どき。人びとが行き交っている。　そんな中、ぼくは一人のOLに目が止まる。ピンクのタイトなミニスカートを履いた彼女は一人で立っているのだが、視点の定まらない目つきで中空を見上げている。　フラフラとバランスが悪

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　ＮＨＫ文化センターで開催されている講座の一つ、「清水義範の読んで書く文章教室」に今日から参加。　清水義範。読書の楽しさを教えてくれた恩人である。二百冊近くある著書のうち、百五十作以上は読んでいる。電車の中で読んでいるとき、おかしくて吹き出

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　今開催中の国内最大級の文芸イベントのなかで、「伝説の編集者・翻訳者が語る、世界文学が生まれる現場」と題したトークショーに参加した。　登壇者は、『羊をめぐる冒険』を編集し、はじめて村上春樹を英語圏に紹介したエルマー・ルーク氏、その『羊をめぐ

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　今年は短い時間だけ行ってきた。ほとんど、Tシャツを買うためだけに行ったと言っても過言ではない。まあ、それほど毎年期待できるラインナップだということなのだが。　しかし二、三枚買うつもりだったのが、欲しくなったのは写真の一枚だけだった。　おそ

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　第五戦で内川が送りバントを決めたとき、ぼくはホークスの優勝を確信した。　このシリーズ、ぼくはカープを応援していた。ホークスは今シーズン二位のチームだからだ。本来、カープが戦う相手はライオンズなのだ。　しかしバントを決めた内川がベンチで大喜

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　かつての「ていぱーく」の跡地に「大手町プレイス」が誕生した。というより、気がついたら誕生していた。五年間、ずーっと工事していたが、ついに完成したわけだ。　それはまあいいのだが、オープン記念ライブというのが二週間ばかり前にあって、ラインナッ

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　九段下の集英社のすぐ近くに取引先の会社があり、職場の大手町から数えきれないほど行っていたのだが、今週末、その会社が高田馬場に移転することになった。今日を最後に仕事をエサに神保町界隈を練り歩く楽しみが消滅することになる。　書店好きのぼくとし

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　先日観たオハヨウ劇場（10月16日の日記参照）の主宰者、右近良之さんの新しい試みで、料理家のYOSHIROさんとコラボした、演劇と食を融合させた舞台『好き嫌い』を鑑賞した。この企画は朝ではなく夜公演で、今はその帰りの電車のなか。　好き嫌いの多い小学

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　公開二日目の二十日に『ハナレイ・ベイ』を鑑賞した。ユナイテッドシネマ入間は十三時三十分の回で観客は約二十人。さびしいもんだ。　それはともかく、映画は原作の良さを生かすことに成功していた。そして原作の邪魔にならない程度に味つけがしてある点は

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　かつて丸ノ内のカフェの一角で「朝劇」という、朝八時開演の演劇企画があった。演劇を鑑賞してからの出勤なんて東京でなきゃ考えられない。その目のつけどころに共感し、ぼくは二度ばかり観ていた（2013年10月６日と2014年5月7日の日記参照）。　もっともっ

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　銀座からぼくの勤める会社がある大手町まで車を運転する夢を見た。　仕事で銀座に来たのだが、会社にも用事があって早く帰らなければならない。たいした距離ではないのに渋滞でぜんぜん進まない。電車の方がはるかに早く帰社できる状況。ハンドルを握る手に

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　一昨日のKOTEZ＆YANCY。　コテツさんのほうは先日の近藤房之助さんのライブのときに飛び入りで演奏してくれたので一度観てはいたのだが、ご自身のバンドで拝見するのは初めてだった。　まったく、すごいライブだった。　ハープの可能性を極限まで発揮して超

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　三、四カ月前、表参道のRainy Dayというブックカフェでピーター・バラカンさんがクロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤングについて語りつくすイベントがあった。だが都合がつかなかった。ぼくは『小さな恋のメロディ』のエンディング「Teach Your Children

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　ぼくは普段、一本のサインペンを使い続けており、約二年でインクが切れる。切れると会社の近くの丸善に行って替え芯を買う。手帳に刺して毎日使っていて、インクが切れる確率はざっと七百三十分の一である。　それとは別に、毎朝ペン字練習のために使ってい

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　一昨日の逆転勝ちにより、ぼくはようやくライオンズの優勝に確信が持てるようになった。　その試合前の時点で今シーズンの残り試合数は９でマジックは５。本来ならもっと早く安心していていい数字である。にもかかわらず不安をぬぐい切れなかった理由は二つ

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　人工知能の技術が日進月歩なのはITオンチのぼくでも知っている。かつて買おうとした本棚の広告がパソコンの画面に勝手に表示されるのは、その本棚の写真なり販売サイトなりをクリックした記録があるからだろう。　しかし、もしかしたらぼくの想像なんか遥か

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　仕事で神保町に行き、たまたま集英社の前を通った。　ふと一階のギャラリーに目を向けると、見まごうはずのない『ジョジョの奇妙な冒険』の絵を発見。磁石に引き寄せられるように中に入った。　平日の昼間だからなのか集英社があまり宣伝していないからなの

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　短編映画は昔から大好きだったが、あまり観る機会がなかった。短編映画がたくさん観られるというだけで、ぴあフィルム・フェスティバルは大ファンだった。　それがネットの時代になって、事情は一変した。観られる機会が激増したのだ。しかも無料で。　ぼく

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　8月15日には「大きな一勝」というタイトルで楽しい日記を書けたことを思うと、痛恨の極みである。　今月1日、ライオンズはバファローズに8対10で敗れた。　それは単なる1敗ではないとぼくは思っている。10点取られたあと猛追したけど及ばなかったとか、乱打

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　ぼくが漫画『ちびまる子ちゃん』を知ったのは、ブーム前の、コミックがやっと４巻出たばかりのころだった。会社の後輩の女の子が、「hisaさんなら絶対にこの漫画の面白さが分るはず」　と、その４冊を貸してくれたのだ。読みはじめてすぐ、あまりの面白さに

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　ぼくが知る限りの「すぐにでもブレイクしそうな劇団」の筆頭であるヨーロッパ企画の、2001年初演の代表作の再演。2005年には映画化もされていて、無名時代のムロツヨシさんも出演している（2000年発表の『冬のユリゲラー』も2009年に『曲がれ！スプーン』と

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　年に一度の所沢の食べ歩きイベント「ソラバル」に今年も参戦。テイクアウトの唐揚げ弁当まで含めると、イタリアンや地ビールやそばやおでんなど六軒を楽しんだ。　最後の六軒目はモジョだった。本当はプリモピアーノで里芋ゴルゴンを食べるつもりだったのだ

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　こんな夢を見た。（黒澤明監督『夢』のマネ）　ぼくは誰かの秘密を握っているようで、ある日、その人物の弁護士と名乗る男がやってきて、「これで納得してください」　と一枚の書類をぼくに渡して立ち去る。見るとそこにはぼくの口座に五千万円が振り込まれ

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