先日、元西武ライオンズの片平晋作氏が所沢の自宅で亡くなった。 ライオンズ時代の片平といえば、ぼくの脳裏に焼きついた二本のバントがある。 一本目について、海老沢泰久はエッセイでこう書いている。「昭和57年5月18日。この日こそ、ライオンズがそれ
今朝は、まず朝九時過ぎの電車に乗って渋谷へ向かった。ツタヤ渋谷店の開店十時にちょうど間に合うようにである。店のオープンとともに映画『ルル・オン・ザ・ブリッジ』のDVDを借り、渋谷マークシティのエクセルシオールに直行し、ノートパソコンを広げ
実に寝覚めの悪い夢を一晩に二本見てしまった。 一本目。 繁華街を、人の良いぼくの上司(実在の人物)が運転する車に同乗している。車が角を右折しようとしたとき、上司は前の車にほんの少しだけぶつけてしまう。前の車は止まり、ドアが開いた。鍛え上げ
先日の日記に、昨年末に三十本の映画を観たと書いたが、今年に入ってからも映画熱が冷めない。まだ十日だというのに八本も観てしまった。観た順に以下のとおりである。『バーニング・オーシャン』『ジョーズ』 スピルバーグ監督の最高傑作。『サウルの息子
平日の昼どき。神保町のドトール。そのときぼくは一人で座席にすわって本を読んでいた。隣のテーブルでは五十代後半とおぼしき男性二人が話していた。ぼくは立ち聞きの趣味はないし他人の話に興味もないので、普段は隣の話し声など耳に入らない。しかし「食
三年連続三度目の七福神めぐり。 鷲神社では餅や七草がゆを配布しているせいか長蛇の列ができていたために、列には並ばず、賽銭を投げ入れることなく近くで手を合わせるだけにとどまった。しかしあとは空いていたため、約八キロを快適に二時間半ほどでまわ
ときどき、映画を観たくて観たくてどうしようもなくなるときがある。そういうときは一本や二本観たぐらいではおさまらない。七本ぐらい観てやっと落ち着く。最後にその“波”がやってきたのは一年ほど前で、そのときは八本観た(昨年の一月十二日の日記参照