京橋のフィルムセンターで開催中の「EUフィルムデーズ」にまた行ってきた。2013年のベルギー映画『裁判の行方』をどうしても観たかったのだ。パンフレットに書いてあるあらすじに強烈に惹かれたからである。ービジネスマンのリュックは、偶然巻き込まれた
村上春樹さんが再登場した夢は実に楽しかった。 ぼくは神田にありそうな古書店にいる。天井近くまで積み上げられた黄ばんだ古書の壁を見上げていると、音楽が聞こえてくる。外に出てみると、店の前は格納庫みたいにだだっ広い空間が広がっており、バンドが
京橋のフィルムセンターでは毎年今の時期に「EUフィルムデーズ」という、この機会をのがしたらいつ観られるか分らないようなヨーロッパ映画のプログラムが組まれる。隠れた秀作も上映されるので毎年楽しみしている。 今年は、まずはチェコの『海へ行こう
今年もいよいよこの映画祭がはじまるというテレビのニュース映像を見て、ちょっと胸が熱くなった。 ぼくが三年前にボランティア・スタッフとして手伝ったときにはまったく無名な映画祭だった。少なくともぼくの周囲には知っている者は一人もいなかったし、