前回、雑誌の目次チェックをやめる話を書いたが、きっかけとなったエピソードを思い出した。「新潮45」という月刊誌で十年以上続いていた曽野綾子さんの連載エッセイが、昨年の秋ごろに終了してしまったからだった。 曽野綾子。ぼくが「この人からはとても
昨年の十二月初旬のことだったと記憶している。そのときぼくは書店でいつものようにいくつかの文芸雑誌の目次チェックをしていたのだが、ふと「そろそろこれも終わりにしようかな」と思った。 目次チェック。読んで字のごとく、書店で雑誌の目次を開いて、
じつにショックな夢を見た。 大谷翔平がメジャー・リーグ初打席で糸を引くような会心のヒットをセンター右に放つ。テレビ中継を見ていたぼくは大喜び。しかしつぎの瞬間、信じられないことが起こる。 あまりの打球の速さにセンターはほんの数歩横の打球に