7月の句は御都合で康子先生の選句はなかったのですが、提出した3句とも、皆さまに選んでいただくことが出来ました。
梅雨明けて憂いも煮込むカレーかな 5点句
「半夏生」という言葉が好きだ。
なので最初は「半夏生〜」だったのだけれど、毒が降ると言われている半夏生とカレーはちょっとおどろおどろし過ぎる気もし、詠んだ翌日は梅雨明けの晴天となったので、
「梅雨明けて」に変更。前向きな句となり、本人も元気に。
(兼題句「飛」「翔」
生と死の汀翔びかう虎鶫 4点句
「生と死の汀」というのはTVで観た養老先生の言葉に感銘を受けて借用。
最初は「蛍かな」だったけれど、ややありきたりな気もし、飛よりも翔を使いたかったので、夏の季語でもあり「ぬえ」とも呼ばれるやや不気味な鳴き声だという虎鶫に。
つる草の先彷徨えぬ半夏生 3点句
能の定家蔓もそうだけれど、つる植物はよくよく見ると、結構執念を感じる不気味さがある。
庭に勝手に生えてきたのはおそらく風船蔓で、とても楽しみにはしているものの、あっという間に鳥の餌籠を釣るしている真鍮の譜面台に絡みついて、「さて、次はどいつに絡みつくかな?」といった風情の先端が恐ろしくもあり・・
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