お天気にも恵まれた一日。
年内最後の甲野先生の講座ということもあり、沢山の皆様にご参加いただきました。
先生の進展も凄まじく、お話したいことが沢山おありになるということで、今回はあらかじめ、個別指導を希望する方全ては難しいかも、というアナウンスを事前にすることにしました。
いつもは、先生に「前半のお話を少し短めにして」とお願いしてなるべく受講希望者全員の受講が叶うようにしていましたが、改めて考えてみれば、本来の目的は先生のお話、技、術理に触れること。
1日だけかなわないというのは寂しいですが、大勢が受講できないのであればそういうもの、と思っていただけるのでは?と先生に提案し、「お好きな様に思う存分お話ください!」と今回は依頼。
また、今回は講座前に私の最新の気付きとビフォーアフターを聴いていただき、それが紹介に値するものであれば、講座が終わった後、「放課後」ということで参加者の皆様にシェアする、ということにもなっておりました。
また、お豆奏法創始者の舘依里奈先生もシェアしたい気付きがあるということで、せっかくなので、依里奈先生にもお願いし、「放課後」少しだけ気付きのシェアコーナーをすることに。
ところが、先生が電車に乗り遅れてしまい、20分の遅刻。
音楽家講座が始まって21年ですが、これは初めてのことです。
「放課後にやるはずだった気付きのシェアを御二人でやって繋いでいてください。対談なども良いかもしれまでん。」とのメールが。
思わぬ事態に慌てましたが、依里奈先生も快くお引き受けくださり、夫々の気付きの紹介をしました。
依里奈先生の気付きは時間の感覚に関する独特なもので、舘依里奈という芸術家が日頃感じ見ている世界を少し覗かせていただけた心地でした。(詳細は先生のレッスン等で!)
私は「兵馬俑の将軍の手の内」(最近はレッスンの折など、はしょって「キングダム」と言っている。)による心身と呼吸の変化を。
ビフォーアフターでの音の違いはおそらくどなたにもわかったと思います。
ただこれも、人それぞれの感覚や感じ方があるので、「正しい○○」とかでは決してない。
本当は先生に検証していただいてからと思っていたのですが、この手の内にしたとたん「おお〜〜っ」という表情になった方もかなりの人数、複数名いたのは流石の音楽家講座。
お伝えし終わっても、先生はまだ到着されていなかったので、「え〜〜ん」という心境で、依里奈先生にお願いして咄嗟に「きよしこの夜」を演奏。
クリスマスも近いし。
素晴らしい柔らかなピアノの響きにうっとりでしたが、演奏しつつも、やっぱり講座なんだから演奏よりも、大きな男性が腰かけているのを椅子ごとひっくり返したり、もっと何か簡単な技のレクチャーをやれば良かったかしら?とか先生は未だ?等色々な思いが錯綜し、とても緊張してしまいました。
・・まだまだです。
そしてようやく先生到着。
すぐにいつものようにお話が始まりました。
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(お話)
武術でも音楽でも「間」の問題は重要。
昨日はフルコン空手の人達とやっていたが相手を怪我させず、どう制圧するか?ということをやっていた。
何を追い求めて生きているのか、自分で納得したい。
如何に納得できることがあるか?
どう納得できるか?
ガンガンと殴り合う人達とやって相手と向き合った瞬間にflowの状態、全て飛んで余計なことを一切考えない世界に入るか?
剣術の稽古で毎回気付きがある。
腕の出発点は鎖骨。胸鎖関節。
手の動きというのは肘から出、内腕、上椀骨、など。(が関与)
(これらを使うと)
スペインから来たサッカー選手とやっても身体がスルっと回転出来る。
握力が110Kgある相撲取りとやっても対応できる。
肩、肩甲骨というのは腱で保持されている。
竹刀に腕の重さが乗るかどうかは握り方次第。
腕は剣の付属品。
腹の中に重心の安定感が出て来る。
(出来るか否かという)余計なことを考えなくなる。
つい最近まで気づかなかった。
40年以上前はなぞっているだけとしか感じられなかったのが、3年前に誘われた
剣術を検討する企画で色々な気付きがあった。
合気道などでも形だけはすぐ覚えられるがこれは出来ない。
身体全体がそのことに関わってくると、私の教え方が、物事の教え方が改めてわかってきた。
技のレベルが上がれば上がる程、身体が何十か所も対応している。
そこの動きに出来るかどうか。
武術の場合はその効果が歴然と出る。
来年はボクサーと試したい。
(刀の反りに関する気付きと技)
この微妙に反っている構造が凄い。
反りがあることで切っ先は自分から飛んでいく。
鎖骨も反っている。
(門人の田島大義さんを受け手にして刀を使っての技の紹介)
やっている時に何故かフっと自分の中にある独特の集中感があることがよい結果を出し、自分でも納得がいく。
よく下腹に集めて、とか丹田とか言うが、下腹に集めるのに鎖骨が意味がある。
そんなに動かないから、僅かな動きでも意味がある。
肘から先、脇ではなく鎖骨。
鎖骨は身体の中に入っていて普段は目立たない。
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(個別指導)
先生のツイートや最初の「お話優先」のレクチャーもあったせいか、皆さま遠慮されてしまわれたのか予想外の少人数。かえって申し訳なかったですが、そのお陰で私も受講することが出来ました。
1.理学療法士・整体師(長野県から)
先生の抜刀や納刀を見せていただきたい。
様々な抜刀術を堪能。
(見入ってしまい写真を失念・・)
2.ピアノ
右肘が痛むのでなんとかしたい。
祓い太刀で痛み軽減
3.一般
肩凝りをなんとかしたい。
(対応失念。丸紐?)
4.うた
高音域を出したい。
虎拉ぎで安定し艶が増す。
5.フルート白川
先程、新たな手の内の気付きのシェアはしたものの先生の検証を受けていないので、みていただきたい。あと払い太刀も希望。
確かに音は良くなりますね、とのこと。
6.うた
胸声と頭声の境目をなくしてなめらかに変化出来るようにしたい。
丸紐烏帽子巻き・・あまり変化なし。
鎖骨の間を広げるように・・つっかえが少し減る
先生からのリクエストで「白川さんの、あれだとどうでしょう?」と言われ、
キングダムで試みる。ついでに私にとっては門外不出扱いだった法螺貝の気付きもシェアしてしまいましたが、若干改善はあったものの、変化は少なく、今後の課題ということに。
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沢山の皆様との懇親会も楽しいひとときとなりました。
ご参加してくださった皆様、会場スタッフの皆様、スタッフのAさん、気付きシェアの依頼を快く受けてくださった依里奈先生、そして甲野先生、本当にありがとうございました。
来年は1,2月はお休みで、3月22日(日)14時〜18時は3回目の特別企画。
『甲野先生の課外授業 vol.3 in府中』です!
(詳細後日)
人数限定の人気企画ですので、どうぞお早目にお申し込みください。
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