米国などの民主主義国家から
人権問題を批判され、中国は反論している。
中国も民主主義国家であり、
人権を尊重してきたする歴史を強調している。
新疆ウイグル自治区の民族虐殺、
国内の言論封鎖、人権弁護士への弾圧が、
世界中に配信されても、人権があると
なぜ主張できるのか、不思議になってくる。
日本もジャンダー問題などで、
欧米から人権問題の遅れを指摘されているが、
少なくとも改善の努力はしている。
だが、中国には人権という言葉を
理解しているのかという、
そもそも論が欠如していると、感じられる。
中国共産党の一党独裁下で選挙は民主的に行われている
というものの、それはどこまでもシステム的なことであり、
自由に立候補して自由に選挙されているとは思えない。
形ばかりの民主主義だから、
人権などは形骸化されてしまったままだ。
中国民衆の力が、民主的に機能しないように、
抑圧された状態の全体主義そのものである。
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