1994年に日本上陸と言うから、
30年弱で撤退となったエディ・バウアー。
私は、新宿店ができる以前から、
ジャケット、シャツ、コートをずっと
買い求め続けてきた。
エディ・バウアー歴、20年になるだろうか。
初期の頃はアメリカサイズで、
幾分大きかったのだが、ほどなくして
日本人対応のサイズが揃い、とくにシャツは
ぴったりだった。
パンツもダウンコートも個性が強くなくて、
それでいて個性があり、そのさりげなさが好きだった。
品物のできもよくて、1着買うとかなり着続けることができたのは
いたずらに流行を追わないところがよかったのだろう。
メンズファッションは群雄割拠の時代で、
とくに通販系が強くなっており、価格競争が激しくなった。
いくぶん割高に感じるエディ・バウアーにとっては
日本マーケットは厳しかったのだろう。
もう買うことができないと思うと寂しさもあるが、
わたくしとしては十分楽しませて貰った。
ありがとう、そしてさらばエディ・バウアー。
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