コロナ禍が国際的に収束に向かっている中、
中国の経済成長が急減速している。
原因は、不動産企業の恒大グループの債務超過など
不動産バブルだろうと思っていたが、
ことはそう簡単ではなさそうだ。
信じられないことだが、
深刻な電力不足に陥り、工場が生産停止に
追い込まれる事態になっているのだ。
石炭生産が追い付かず、価格も上昇し、
コスト高によって、電力供給が滞り、
一般生活にも影響が出ている。
さらに、コロナが発生するために
都市封鎖を行ってきたことも、
経済にとってダメージが大きかったようだ。
昨年の経済成長率は、2.3%で今年は
右肩回復で8%が見込まれるとされていたが
年末に向けて、5%と台とかなりきびしいだろうと
予測されいる。
世界第二位の経済大国中国の景気減速は、
コロナで傷ついた世界経済にとって人ごとではない。
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