菅首相にとってはコロナは
最大の内憂となっている。
緊急事態宣言の大安売りで、
どこに何回発出されたのかも分からなくなってきた。
コロナ軽症患者は原則自宅療養も、
批判を受けて中等症は原則入院となったが、
いやま東京の自宅療養者は、2万5千人を超えている。
入院できなまま自宅で亡くなるケースも増えつづけている。
頼りのワクチンも、異物混入の疑いで、
モデルナが一部で使用中止となった。
それでも首相は「明かりが見え始めている」と
国民には見えない明かりが、見えているらしい。
そこへ降ってわいたようにタリバンによって
アフガニスタン政府があっという間に崩壊。
米国は自国民と政府に関係したアフガニスタン人の
救出を今月末までに完了すると大慌て。
日本政府も急仕立てで自衛隊機を派遣して、
邦人救出に動き始めたが、
なんとタリバン側が日本人の退去について
反対しているという報道があった。
日米の分断を狙った揺さぶりだろうが、
なかなか強かだ。
25日には、カブール空港近くで自爆テロがあり、
米兵とカブール市民が多数亡くなっている。
コロナに手こずっている政府が
もっと難しい外交に直面している。
アフガニスタン問題は、
菅政権にとっては大きな外患になりそうだ。
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