50年前の1970年代、
日本はジャパン・アズ・ナンバーワンと持ち上げられ、
世界経済をリードして以来、
ナンバーワン病に取り憑かれてきた日本だが
どうもいまはすっかりパワーがうすれたようだ。
とくにジェンダーランキングでは、
120位と惨憺たるものだ。
しかし、なによりも日本政府が一番気にしているのが、
ワクチン接種率だろう。
4月28日現在、人口に対する日本の接種率は1.45%で、
50%の英国を筆頭とする先進7カ国中最下位だ。
そればかりか、先進国の集まりである経済協力開発機構(0ECD)の
37カ国中でもダントツの最下位で、
世界182カ国中でも131位だという。
思わずギター漫才の堺すすむ風に
♪なーんでかなあ、と口ずさむたくなりたくなる。
菅首相は東京と大阪に接種用の大規模会場を用意して、
1日1万人規模で接種したいと発表した。
でも、一ヶ月で最大30万人接種できたとして、
東京都の人口が1400万人であることを考えると、
気の遠くなるような時間がかかりそうだ。
そもそも、感染発症から一年以上経つのに
こんな準備すらしていなかったのかと、
あきれるほかない。
ログインしてコメントを確認・投稿する