政府分科会の尾身会長が立憲民主党の質問に、
「オリパラ開催について議論を始める時期に来ている」と答えた。
開催寸前になって決めることはあり得ないことであり、
五輪まで3ヶ月を切った今、開催のぜひを決めるのは
もうギリギリだろう。
政府は何が何でも開催したい意向だが、
東京大阪の感染拡大が緊急事態宣言下で止まるは考えにくく
さらに、変異株という未知数の危機も現実になりつつある。
たとえ、緊急事態宣言で感染者数が減少しても
解除するとリバウンドの危険は避けられないという。
欧米はいまワクチン接種率が30%〜60%まで上がっているが、
日本は、1%台に留まっている。
どんなに急いでも7月の開催までに海外から選手や役員、マスコミを
受け入れることはむずかしいのではないか。
感染状況を一貫して観察してきた
尾身会長の言葉には重みがある。
議論は早いほどいい。
そして、国民の命と安全を最優先にする
決断を望みたい。
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