大型台風が直撃した8日深夜。
駅からは平坦な道だけれども、南側から見ると高台ともいえる場所に建っている拙宅は、飛ばされるのではないか、というくらい揺れたけれど、持ちこたえてくれました。
とはいえ、かつてない程の勢いの風雨。
激しい雨音が煩く、家を揺らす風の音も恐ろしく、アイマスクと耳栓などもしたものの、全く寝付くことができませんでした。
夜中の3時過ぎとなり、もういっそ、起きてしまおう、とリビングに降りてTVをつける。
台風情報でも見ようかと思ったのですが、偶然、五嶋みどりがバッハの無伴奏ヴァイオリンソナタとパルティータを演奏している番組が映りました。
その音を聴いた瞬間、瞬時に不安や緊張、恐怖で小さなトゲトゲが沢山突き出ていたような心臓の棘が抜けて、フワリと温められて本来の鼓動と落ち着きを取り戻すことができました。
改めて、音楽、それもバッハの音楽が持つ力を感じました。
そして、それを聴き手に届けることのできる五島みどりの真摯な演奏に感動。
聴き終わった後は、ぐっすりと眠ることができました。
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翌日は、バッハばかり吹いていた。
フルートの無伴奏パルティータ
チェロ組曲 の第5番
ヴァイオリンパルティータ 第2番(シャコンヌも!)と第3番
オルガン曲の編曲で、トッカータとフーガも。
練習というのではなく、ただ吹き通して遊んでしまった、というような感じの一日でしたが、自分の様々な迷いや混乱を鎮めるには良い治療法であったと思います。
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