母の日イベント、というほどではないのですが、亡くなった母のことを思い出したこともあり、弟の転居先にドライブしました。
母を在宅で介護していた時は、何かあったらすぐに駆け付けることが出来るようにと、弟夫婦も拙宅から徒歩10分程の近距離に住んでいましたが、亡くなった後は、
「犬走りが狭いのが、なんだか窮屈な気がしてきちゃって・・」
と言い残して、足柄山方面に転居していったのでした。
「犬走り」というのは臨家との境界となっている細い土地。
その名前のいわれは知りませんが、おそらく「犬が走れる程度の狭さ」ということで付いたのではないかしら?
だから、ある程度の街中であれば、大豪邸でもない限り、そこが狭いのは致し方ないことで。
拙宅の「犬走り」も西側は道路に面しているので、開放感があるし、少しゆとりもあるけれど、(その分、草ぼうぼうになると目立つけど・・)東側の臨家との境界は、腰をかがめて草むしりするのもやっと、という狭さです。
でも、家の中に入ってしまえば、わからないし、草むしりの時以外は気にしたこともありませんでした。
人の感覚や、拘りは本当に様々です。
遊びにきてね、と言われてはいたものの、なんというか中途半端な遠さということもあり、そのうちね、とそのままになっていたのでした。
弟は1月の王子H.のリサイタルにも来てくれて、その折、また誘ってくれたので、じゃあ春になったら、と約束していました。
転居先は、想像していた程田舎でもなく、新しい住宅がどんどんと増えている、いわば若い街。
でも、田んぼや、子供が自由に入って遊べそうな雑草生い茂る空き地もあり、子供時代を過ごした香川県高松市木太町の景色にも似ていました。
でも、田舎とはいっても、そこは現代の開発された田舎。
電柱もなく、全て地中に埋められているとのこと。
芝生も、吟味された様々な庭木、花々も美しい。
これ等を維持するのも、大変かと思いますが、どのお宅も、みな奇麗なお庭でした。
そしてシンプルな外観の床暖房完備のオシャレな機能満載の住宅。
・・な〜んだ、古民家とかじゃないのね、とちょっとがっかり。
そして「犬走り」も広い!
何より、高い建物がほとんどなく、周囲は山々に囲まれていて、とても良い景色。
空気も美味しい。
私は身長が足りなくて観ることができなかったのですが、空き地には大きな雉も居ました。
雉はさして珍しくないそうで、よく遊歩道を悠々と散歩しているのだそう。
この界隈では、駐車している車の上に雉が乗って大量の糞をしたりするという被害もあるそう。
・・車のボンネットに雉・・
ちょっとお神輿みたいで、面白いですが、実際に乗られると大きな鳥なので、車への傷なども心配らしい。
家族の一員、犬のジロも9歳になり、随分と落ち着いてきました。
弟はおひさまアレルギーで、日中外に出ると皮膚が荒れてしまうのだけれど、ダースベーダーみたいな帽子と手袋で厳重装備して、奥さんのR子さんと一緒に毎日ジロの散歩に行っているのだそう。
そして、ジロは、重度の花粉症。イヌなのに・・
特にスギ花粉がだめで、ようやくピークを過ぎ、ほっと一息だそう。
この土地に移ったのはジロのためでもあったのに、花粉はより大変らしい・・
ジロも飼い主に似て、独特の拘りがあるらしく、普通に飼い主と歩いて散歩している犬には反応しないのに、自転車に乗った飼い主に連れられている犬には吠えかかるのだそう。
でも、自転車をひいて歩いている飼い主の場合は大丈夫。
どうも、走る自転車と犬とをひとまとまりにして、「大きくてヘンな犬」と認識してしまっているようです。
本当に、のんびりとした雰囲気の良い場所で、私達も田舎に戻ったようなほっとした気分。
敷地と敷地の間隔も程よく、塀も門もないオープンな造りの住宅が並んでいる街は、ご近所との関係もオープンになるようで、一緒に散歩した時も、何人もの方と、弟夫婦はご挨拶。
仕事も退いて、少し早いリタイア生活を選択した弟。
家に引きこもって、ご近所との交流もないままオタッキーに暮らして、周囲から怪しまれているのでは、と少し案じていたのですが、町内会の防災の集まりなどにも参加して活躍している模様。
弟夫婦も、ジロも以前より少しふっくらとして、元気そうで、一安心です。
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