基地問題で揺れる沖縄。
辺野古移設に真っ向から反対していた
翁長知事が亡くなった。
戦後73年、本土に復帰して46年。
日本国土面積のわずか0.6%の沖縄に
日本国内の在日米軍基地の約71%%がある。
本土復帰後に、本来であれば
米軍基地として収用された土地は、
地主に戻されるはずだったが、
それはほとんどかなえられていない。
沖縄県民には、日米地位協定という壁が立ちはだかり、
依然として不公平を強いられている。
地方自治の独立、民主主義の重視。
当たり前のことを当たり前に主張してきた翁長知事が
亡くなったことで、沖縄のこれからはどうなるのか。
菅官房長官は、翁長知事に弔意を示しながらも
「辺野古が唯一の解決策」であるという姿勢を堅持した。
他に選択肢を持たず、“唯一”といっている時点で、
すでに沖縄県民に、一方的に負担をしいている。
いまは、翁長知事のご冥福を祈りたい。
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