あと2年で、四半世紀が経とうとしていた。
1995年という年は、正月飾りが取れた、
1月17日の阪神淡路大震災で始まった。
大混乱に乗じたかのように、
同年3月20日に起きたのが、
オウム真理教による地下鉄サリン事件だった、
坂本一家、松本サリン事件など
一連のオウム事件で、動き始めた警察の捜査を
攪乱するために起こしたテロとされている。
死者27人を含む5000人以上の被害者。
未曾有の事件は、今年1月にすべて終わり、
死刑判決を受けた13人の処刑時期が焦点となっていた。
昨日、首謀者松本智津夫と幹部7人の刑が執行された。
なぜ今なのか、憶測が飛んでいたが、
平成が今年で終わることから、新元号になってからの
処刑を避けたという説が有力なのではないか。
だから残り6人の刑の執行についても、
そう時間を空けないのではないだろうか。
歴史的な事件は、動機などの完全解明にいたらないまま
幕を下ろすことになりそうだ。
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