最高に楽しい幸せな日曜日となりました。
一年がかりの修復を終えた初代ロットがついに・・
思えば、アキヤマフルートも ライブハウス 「inF」も同じ街、大泉学園にある、というのも何かのご縁です。
一年かけて丁寧な修復をしていただいた初代ロット(1872年生まれ)が、ついに完成。
午前中に、アキヤマフルートを訪問し、受け取る。
「きっと、びっくりしますよ!」
と秋山さん。
修復の様子はアキヤマフルートのHPの写真にアップされていて、ずっと見守っていたのですが、本当に大変な作業。
修復に使用する銀やマイユショーも、この初代と同じ時代の、19世紀のお盆などを溶かして作った素材。当時の金属は、現代では再現できない、微妙な不純物を含んでいるものだから。
あの深みのある微細な音色は、おそらく、その不純物からももたらされているのでしょう。
あんなにボロボロで、穴まで開いていた初代の胴体や接続部分、そして劣化してガジガジになって押さえても漏れてしまいそうになっていたリングキィも、すっかり美しく整えられていました。
美しいのはみかけだけでない。
工房で、一音吹いた瞬間に、深いところで繋がり合えた。
「・・・凄いですね・・」
「でしょう?やはり初代は別格ですね。これだったら、もうすぐに使えますよ。」
実際、ここまで身体の芯と繋がった感覚は、私にとっては初めてのものでした。
指に伝わる振動もより感じられる。
そして何より、軽い!
軽いけれど、音が軽いかといえば、そんなことはなく、むしろ重量をより感じられる音も出せる。
初代ロットには何かが棲んでいる・・・
時折、吹かせていただくたびに感じていた師匠の初代の感触を思い出していました。
「いや〜、本当に大変でしたよ!」
と秋山さん。
本当に素晴らしい仕事をしていただきました。
涙が出てきてしまうくらい、嬉しかった。
想像していた以上に、凄い楽器となった初代ロット。
もう夢中で吹いています。
・・・
午後からのライヴも楽しい時間でした。
飯塚さんのオリジナル、そしてサチモスナンバー。
フルートソロは、ドビュッシーのシリンクス、川崎優先生の祈りの曲第4番、ビーバーのパッサカリア。
今までの銀の5代目ロットと半々で、と思っていたのですが、吹いている内に、どんどんと変容していく初代の音色が面白く、結局、全部、初代で演奏してしまいました。
ずっと眠って居たお姫さまを、優しく起こして、目覚めさせる、そんな作業をしていた心地。
それは二日経った本日も同じで、まだまだどんどんと変化しています。
ここまで変化する楽器も私にとっては初めてです。
この初代に比べると、5代目はやはり、より現代的。まだまだ鳴らしやすい楽器だった、ということがよくわかる。
とはいえ、この初代を吹いた後で、5代目を吹くと、これまたより素敵な響きに。
5代目の新たな魅力にもびっくりです。
ということで、やはりお買い物よりも、フルートが好きだったのね、ということで。
マスターのベースと飯塚さんとのトリオも楽しかったです。
もちろんアフターの宴会も。
ありがとうございました!
写真は初代ロット、そして
秋山さんと。
マスター・佐藤さん、飯塚さんと。
笛吹仲間のみよちゃんと。
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