修道院の後はサン・ペドロ・デ・アルカンタラ展望台へ。
いつもは動いて居る坂道を昇る電車が数日前に壊れてしまって、まだ修理されぬままとのことで、坂道を歩く。
ポルトもそうでしたが、街中の落書きが目立つ。
このあたり、日本でも都会では同様の問題があるのかもしれませんが、私の行動範囲のエリア内では、ここまで酷い落書き、というのは目にしたことがないので、ちょっと怖い気持ちもしてしまいました。
気分的には、こんなところにはあんまり長居したくないな、といったところ。
放置されたままの、本来素敵で可愛らしかったはずの電車も、落書きの餌食となり可哀想な有様に。
せっかくの観光資源を台無しにしてしまって、何ともったいない、と思うのも旅行者の感傷なのか。
展望台の周辺も、なんとなく、この落書きが許されたままの環境の延長という感じで、全く寛ぐことはできませんでした。
ああ、リスボン、都会すぎて、だめかも・・
とやや暗い気持ちで最後の川の側のフードコートまで戻って、一旦ツアーも解散。
これ以降は、一緒にフードコートでランチするのも、しないのも自由。
ツアーからはここで離脱し、夫と川に向かって歩き始めました。
お天気も晴れ始め、風も心地よい。
こんな日はオープンテラスで、それも水辺なら最高!?と検討をつけて歩いたのですが・・
鼻が利くというか、大当たりのお店に遭遇。
あまりに嬉しく、すっかりお料理の写真を撮るのを失念しましたが、カニがたっぷりはいったホワイトカレー、ステーキのランチは最高の味でした。
ああ、やっと美味しいものとめぐりあえた・・
美味しいもので機嫌が良くなってようやく、夫への「ねぎらいの旅」だったことも思い出されたので、ここの支払いは私がすることに。
メニューを読んでお料理やワインを決めて頼むのも、支払うのも私。
夫がトイレに立った時に、お勘定を御願いしたら、ウェイターが、冗談で
「へえ、あなたがボスなんですね!」とジョーク。
「そうよ。最近の日本の伝統よ。」
と返答しておきました。
もとより、拙いでたらめの英語の範囲でだけど、意味は通じる。
すっかり上機嫌となり、街の散策に。
オペラ劇場もみつけ、シュピールプランをもらう。
何かやっていたらオペラもいいな、と思ったのですが、残念ながらこの日はお休み。
広場の前のフィリグラーナのお店に入ったところ、店員さん二人に付けていたトリファリのパリュールを褒めていただく。
アルフレッド・フィリップがデザインしたフルーツサラダシリーズは、確かにこの銀線細工のデザインの美しさに通ずるものがある。
特に購入したいものはなく、見るだけのお客だったのですが、このトリファリのコスチュームジュエリーのお蔭か、とても親切にしていただきました。
オペラ座そばの雑貨屋さんでコロンを購入。
クラウス・ポルトというポルトガルの老舗ブランドのコロンを買うのも、今回の旅のミッションの一つでした。
そしてこのお店のオリジナルの可愛い陶器のツバメも。
その後は駅や様々な広場、お店を二人で。
靴も2足購入。革の質がよく、軽く、とても履きやすくて安い。
色違いで買っておけば良かった、と後悔。
最後は歩き疲れたのと寒さで、そのへんのイタリアンに入ってしまいましたが、存分に楽しんだフリータイムとなりました。
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