北海道日本ハムファイターズの新本拠地が、
札幌と千歳のほぼ真ん中にあたる北広島市に決まった。
日ハムとしては、どうしても現在の札幌ドームから
抜け出して単独のボールパーク構想を実現したい
切実な思いがあったようだ。
札幌ドームでは、店子の身分で家賃を払いながら、
球場内の広告看板も有料、その上、売店の売上げは
ドームの収入になるというのでは、確かにうまみはない。
さらに、球場は多目的に使われるために、
球団が優先利用するというわけにもいかない。
札幌市は、引き留めにやっきだったが店子から抜け出せる
条件が折り合わなかったことで、北広島市決定になったようだ。
球場までの利用客が減少することで、
市営地下鉄の収入が、年間2億円も減収すると試算されている。
経済効果のマイナスも重なって、札幌市の被る影響は小さくない。
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