犯罪捜査の鉄則、
それは、その犯罪によって利益を得た人間を疑うこと。
公文書改ざんは立派な犯罪である。
そして改ざんしたのは理財局の役人であることは明白である。
だが、彼らはどんな利益を得ることができるのか?
出世?そんなためにプライドの高い財務官僚が
犯罪に手を染めるとは考えにくい。
首相は、改ざんの指示はしていない(してたら即アウト)
といっているが、改ざん前の文書にあった昭恵夫人は、
いっしょに名前が公表されていた国会議員と
同等に私人ではなく公人として扱われていたと指摘している。
まさに、土地交渉の真ん中にいた疑いがもたれている。
改ざん改ざんと騒ぐが、重要なのは削除された事実のほうだ。
改ざんが表沙汰にならなかったら、いちばん利益を得たのは誰か、
喚問で明らかにすべきなのはその一点につきる。
明日の喚問で何が明らかになるのか、
それとも何も明らかにされないのか。
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