WHO（世界保健機構）のタバコ規制枠組み条約では、
各国政府にこう求めている。
「すべて人がタバコの煙にさらされることから保護」することと。
すべて人は、文字通りすべての人ことを指している。
日本ももちろんWHOに加入しているから、
この条約に縛られているが、
屋内原則禁煙で、どうも腰が定まらない。
与党が提案した新しい案では、
全面禁煙から例外を設け、規制を緩和しているのだ。
床面積30�岼焚爾賄�用除外としていたが、
その床面積を150�岼焚爾泙燃搬腓垢詈�向で検討している。
すべての人とは例外を設けないという意味でもある。
例外を設けることを、一般には後退、もしくは骨抜きという。
東京五輪パラリンピックを控え、
このままでは日本は、屋内全面禁煙については
先進後進国という不名誉な冠を戴くことにならないか。
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