2002年の司法制度改革によって、
弁護士を毎年3000人規模で増やすことになったのだが、
すでに4万人を突破しているんだって。
司法制度改革で、弁護士を増やしたのはいいけれど、
アメリカのようになんでも紛争解決には弁護士という
わけにはいかないので、資格は取ったけれど、
肝心の仕事がないというのがどうも問題なっているらしい。
自動車事故などの保険についても、
弁護士が活用されるので、仕事はあるようだが、
それも東京など大都市の場合で、
地方都市では弁護士の仕事が無くて困っている。
知り合いの娘さんが弁護士になったものの
仕事がないので転職しようかと、ぼやいているそうだ。
これ以上弁護士が増えると、
仕事の奪い合いになりかねないと、増やす弁護士の数を
半分の1500人位にしようなどという意見も出ている。
せっかく資格を取っても、
宝の持ち腐れになったので、どうしようもない。
やたらと改革ばやりだが、
なんでも改革すれば、
いいってもんではないということか。
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