仙台へ　つづき

馬上から伊達正宗が送る
鋭い視線のその先に広がっている仙台の街。
　
いまや人口100万、東北随一の巨大都市に変貌した。
7年前の地震からすっかり立ち直って、
新幹線が北海道まで延伸したこともあり、
仙台支店を東北支店と改める企業が増えている。
そのあおりで経済が仙台に集中し、
他県への影響は、小さくない。

こちらの写真は、陶芸家である友人の登り窯。
　
東日本大震災で、一部が崩れ、今なお修復できないでいる。
本人は、そろそろ仲間の力を借りてなんとか再開しようと
意欲を持っているが、心の中ではまだあの激震へのトラウマが
あるようで、今、少し時間がかかりそうだ。
ガス釜で作陶は続けており、作品も増えている。
次に仙台で会うときには、登り窯から上がる煙を見たいと願っている。