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2017年11月17日06:47

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奇怪

大相撲の横綱による前代未聞の暴行疑惑は、
モンゴル出身力士の先輩後輩の内輪もめのように思えたが、
奇怪なことがつぎつぎに、浮かび上がってきた。

その一つが、被害者貴ノ岩の親方である貴乃花の行動。
事件が起きたのは、10月26日未明、
その3日後に鳥取警察署に被害届を出しておきながら、
相撲協会には報告していない。
ことが明るみに出たときに、協会からの質問にも
「よくわからない」と報告している。

そして、マスコミが騒ぎ始めたら、今度は診断書を提出。
やることがちぐはぐし、一貫性がない。

私はこの一連の流れを見ていて、
協会内で、なにか紛争が起きているのではないと感じた。

2年前の理事長選挙の時に、貴乃花も立候補したが、
北勝海の八角親方に破れた。

貴乃花は真っ向勝負のガチンコ相撲で、
どちらかといえば、協会内では異端児で浮いた存在だ。
そんな親方のことだから、自分の弟子である貴ノ岩にも
ガチンコ相撲をこんこんと指導したことは、容易に想像できる。

その一方、相撲協会全体がいまぶち当たっているのが、
モンゴル勢に気を遣わなければならない状況だ。
横綱3人をはじめ、上位陣にはモンゴル力士がひしめき、
彼らなくして大相撲はなりたたないといってもいい。

彼らが、モンゴル連盟のように集まって
親交を暖めていることは、部屋別に独立している大相撲にとって
果たしていいことか。
仲間内で星の譲り合いをもししていたら、と想像しない方がおかしい。
ガチンコ主義の貴乃花親方も、こうした集まりを快く思っているはずで、
モンゴル出身の貴ノ岩に、集まりに参加しないようにしていたらしい。

そこに、今回の傷害事件が起きたわけで、
喧嘩の発端は、貴ノ岩がスマホを操作して話しを聞いていないことに
横綱が切れたと、いわれているが、もうひとつの証言として上がっている
「もうあなた方の時代は終わった」と
貴ノ岩がいったことが引き金になったといわれている。
その一言を言わせたのは、モンゴルの仲間に加わるな、自分の道を貫け、
本当の勝負師は孤独なものだ。
師と弟子の強い絆からでた一言だったとしたら。

九州場所後に、2年に一回の理事長選挙が行われる。
今回の暴行事件が八角理事長体制に影響を及ぼす可能性は高い。

貴乃花親方の遠謀深慮が働いたとしてもおかしくない。

貴乃花の祖父である土俵の鬼といわれた横綱若乃花は、
土俵の下には金が埋まっているという名言をのこしたが、
埋まっているのは、金だけではないようだ。


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