点と線

金曜日の夜にライブ中継された、日本対ブラジル戦は、
完敗だった。

前半、後半ともピッチ全体を広く使って、
確実にパスを通すブラジルに、
日本チームはほとんどゲームをさせてもらえなかった、

ブラジル選手の個々人が、
ピッチに点在していて、その点が突然
動き出すと、ボールが線のようにつながって、
あっという間にゴール前に迫り、あっという間に点を奪う。

前半の日本は、中盤で人数をかけてブラジルの攻撃を
潰しにかかるのだが、はやいボール回しに翻弄されるばかり。
これでブラジルチームは一軍半だというのだから。

前半の３点でもう満腹となったのか、
早々にネイマールを引っ込めて、力を抜いた。
かろうじてゼロ敗は免れたが、
ランクとレベルの違いそのままの結果だった。

日本チームが得たものは、なんだったのだろうか。