植村先生のリサイタルは本当に素晴らしくて、天使が奏でる笛の音のようでした。
砂原さんとのアンサンブルも最高で、バッハ、モーツァルト、県立音楽堂、フォルテピアノ、初代ロット、砂原さん、植村先生、そして上質な聴衆、という全てが揃い調和した奇跡的なひとときでした。
様々な雑多なものがそぎ落とされた究極の集中。
とはいえそれは決して緊張を強いるような底の浅いものではなく、夢の中のひと時に居るような至福をもたらす。
もしかしたら、これこそが、「過去・現在・未来をひっくるめた『今』」ということではないのかな、と感じつつ聴いておりました。
あのような境地に自分が生きているうちに辿り着けるとは到底想像すらできませんが、あのような世界、音楽があることを伝え、教えていただけたのは本当に幸せでありがたいことです。
しばらくは感動、そしてあまりの到達点目標の高さに呆然としてしまい、この身を何処に置いておけば良いのかもわからなくなってしまった程でしたが・・
とはいってもこうしている「今」も現実に時間は刻々と流れていきます。容赦なく。
まだまだ先と思っていた本番も気付けばあと一カ月を切っている。
最高の共演者、聴衆、会場、作品、楽器、そしてスタッフに恵まれているのだから、後はただただ感謝して自分のやるべきことをやっていくだけです。
まだ若干残席ございますので、御時間ありましたら、どうぞお越しくださいませ!
お問い合わせは私まで。
白川真理
『室内楽の楽しみ』
2017年 9月22日(金)19:00開演(18:30開場)
鶴見区民文化センターサルビアホール 3F音楽ホール
全席自由:前売り券・3500円 当日券4000円
(後援) 一般社団法人 日本フルート協会
(お問い合わせ)音楽マネージメント ファルベ Tel &fax 044(572)0747
www.flutefarbe.com/ farbefl24.info@gmail.com
出演:白川真理(フルート) 蠣崎耕三(オーボエ) 砂原 悟(ピアノ)
(ご挨拶)
小さな宝石箱のようなこの音楽ホールは、サロンで過ごしているかのような親密なひとときを作り出してくれます。古の王宮や豪邸に招かれて極上の音楽に親しみ寛ぐ。そんなサロンの楽しみに思いを馳せていただけるような音楽会を企画いたしました。今回は日本を代表するトップ奏者のお二人を迎え、秋の宵に相応しい様々な音楽を、お話を交えつつお届けいたします。(白川真理)
(プログラム)
【フルート&ピアノ】
1.精霊の踊り(オペラ『オルフェウスとエウリディーチェ』より)
C.W.グルック(独1714〜1787)
2.ファンタジー G.フォーレ(仏1845〜1924)
3. 恋する女羊飼い(「3つの小品」より) P.O.フェルー(仏1900~1936)(Fl.Solo)
4. アイルランド風(「フルートとジャズピアノの為の組曲」より) C.ボラン(仏1930〜)
【オーボエ&ピアノ】
5.オーボエとピアノのためのソナタ F.プーランク(仏1899~1963)
6. 夢 C.ドビュッシー(仏1862~1918)
・・・・・休憩15分・・・・・
【トリオ】
7. フルート・オーボエ・通奏低音の為のトリオソナタ ハ短調
J.J.クヴァンツ(独1697〜1773)
【ピアノソロ】
8. 間奏曲 第2番イ長調 Op.118(『6つの小品』より) J.ブラームス(独1833〜1897)
【トリオ】
9.5つの小品 C.キュイ(露1835〜1918)
10. a due ma non sempre(二人一緒に、でもいつもではなく) 茂木大輔(日1959〜)
(出演者プロフィール)
フルート:白川真理
武蔵野音楽大学卒業。84年~86年ミュンヘンにてマリアンヌ・ヘンケル女史の下研鑽を積む。帰国後は川崎優氏率いる日本初の女性プロアンサンブル『ムジカ・フィオーレ』の主要メンバーとして、またフリー奏者として活動。2000年より植村泰一氏に師事し現在に至る。2003年より武術研究者・甲野善紀氏の下、その術理を楽器演奏に応用する研究に取り組む。専門誌『ザ・フルート』に『古武術に学ぶフルート』を2年間連載。関連の講習会を防衛大学校、電気通信大学等より依頼される。2013年には日本フルート協会主催『第16回日本フルートコンヴェンション2013 in 高松』より講習会を招聘される。CD『SERENADE〜flow〜』、『無伴奏フルート作品の夕べ〜銀のロットと共に〜』、フルート編曲譜『シャコンヌ/バッハ』がアルソ出版社より発売中。
オーボエ:蠣崎耕三
1983年京都市立芸術大学音楽学部を卒業。在学中、第51回日本音楽コンクール入選。84年DAADドイツ政府給費留学生としてミュンヘン音楽大学大学院へ留学。留学中、ベルリン放送交響楽団、ヨーロッパ室内管弦楽団など数多くのオーケストラへ客演。87年帰国。第4回日本管打楽器コンクール第1位入賞。札幌交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団を経て、現在読売日本交響楽団首席オーボエ奏者を務める。 紀尾井ホール室内管弦楽団(旧・紀尾井シンフォニエッタ東京)のメンバーとして、また独奏者、室内楽奏者として活躍する一方、桐朋学園大学教授として後進の指導にもあたっている。岩崎勇、ギュンター・バッシーンの各氏に師事。
ピアノ:砂原 悟
東京藝術大学大学院修了、ミュンヘン音楽大学マイスターディプロム取得。1984年日本音楽コンクール入選。1987年ポルト市国際ピアノコンクール(ポルトガル)入賞。1988年クロイツァー賞受賞。現在、日本各地で、独奏、室内楽、歌曲伴奏などの演奏活動とともに、コンクール審査なども行っている。京都市立芸術大学教授、東京藝術大学非常勤講師。CD『クラヴィコードの植物文様』(藤枝守作曲・milestoneレーベル)発売中。
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